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ザ・ブロードサイド・フォーのメンバーの現在。ライブはしてる?「若者たち」の誕生秘話は?

2017/08/04


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出典:〔amazon〕ザ・ブロードサイド・フォー&60’s カレッジ・フォーク・コレクション

森山直太朗が、カバーしたことでも再び注目された『若者たち』を歌ったザ・ブロードサイド・フォー、現在はどの様な音楽活動を続けているのか?メンバーの動向などを掘り下げて書いて行きます。

プロフィール

  • ザ・ブロードサイド・フォー
  • 結成年 1964年

メンバー

  • ボーカル 黒沢久雄
  • ギター、コーラス 鶴原俊彦
  • コントラバス、コーラス 横田実
  • ギター、コーラス    山口敏孝

現在。ライブはしてる?「若者たち」の誕生秘話は?

ボーカルの黒沢久夫の呼びかけで、成城大学在学中に結成当初は鶴原、横田、と黒澤の3人でグループの前身であるザ・ブロードサイド・スリーを結成しました。約2年しか活動せずその理由がなんと、黒澤久夫の留学という身勝手にも感じるものでした。

さて、メンバーは現在何をしているのかについて書いて行きます。ボーカルギターの黒澤久雄は、映画監督で世界的に有名な黒澤明が父親で誰がどう考えてもお金をふんだんに持っているだろうという想像は付いてしまいます。

現在も映画プロデューサーであり、黒澤明監督の映画の権利関係を管理する団体の理事長でもあります。悠々自適な感じもありますが、お金を稼ぐ手立てを考えなければならずかなりこちらが想像しているよりも大変な生活をしている可能性が高いです。

ギターコーラスの鶴原俊彦は、その後マイク眞木がボーカルを務めるマイクスに参加し、1年で解散、2007年頃にはソロライブなどを開催していたようです。現在の活動状況は不明です。

コントラバスとコーラスの横田実も鶴原俊彦と一緒にマイクスに参加し、その後解散現在音楽関係の仕事をしているかどうかも不明です。ギターコーラスの山口敏孝も同様で現在の活動状況は掴めていません。


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現在、ライブ活動はしていないのですが、黒澤久雄さんがフォークソング絡みの集いなどで出演する程度で、ライブハウスやホールを抑えてライブを行うと行った活動は行っていないようです。

近年ではノスタルジックな時間へ浸ることを目的としたライブが、流行っています。その理由は団塊の世代やその上の世代が仕事をリタイヤし、時間が空いて体も元気という事になると、若い頃や働いていた時代には楽しめなかった余暇を、楽しむという事が出来るようになるためその世代の消費を狙って、ライブやイベントを開催しています。

元々女性はこう言ったイベントに参加するハードルは相当低いですが、男性は中々参加できないまたは、しないという事もあります。男性は会社の人間関係が、そのまま自身の人間関係となるので、その後孤独になりやすいのかも知れませんね。

ライブやイベントに参加しない時間が多かったために、どの様に参加して良いのかも解らないのかも知れません。

イベントやライブの日程をチェックし、出演したら出掛けてみると良いのでは無いかと思います。さて、冒頭文にも書きましたが2014年に歌手の森山直太朗さんが『若者たち』をカバーし、この曲が世間に再び知られる事になりました。

森山直太朗さんのオリジナル曲ではなく、カバーソングでこの曲は1966年リリースされました。作詞は藤田敏雄、作曲は佐藤勝、この曲をレコーディングしたときには既にブロード・サイド・フォーは解散状態にありました。

しかしこの曲をドラマ挿入歌に起用した『若者たち』の評判も良くレコード発売を望む声が高まり、仕方なくレコーディングしたという事がこの曲の誕生秘話です。この話を総合すると本人たちはあまり売れることを想定していないし、売れても活動する気持はなかったわけですから贅沢な話であると感じます。

良い曲なだけにブロード・サイド・フォーが歌わなくてもこの曲だけが一人歩きをしていて小学生や中学生の音楽の教科書に掲載されるなど、道徳的な精神を含んだ歌詞が共感されるのかも知れません。

まとめ

確かに、音楽活動を続けて行きたいのですが、それぞれの個人の事情があり解散を余儀なくされることもあります。ブロード・サイド・フォーもその様なグループの一つで今後もグループの復活はあり得ない状況のように感じました。

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