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フォークグループ アリスの現在。メンバーの仲は?「今はもうだれも」「帰らざる日々」「遠くで汽笛を聞きながら」の誕生秘話は?

2017/08/07


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出典:〔amazon〕アリス プレミアム コレクション BHST-168

現在も伝説的なグループとして名前を知られているアリス、現在はどの様な活動をしているのか等を掘り下げて行きます。

プロフィール

  • グループ名 アリス
  • 所属事務所 カロスエンターテインメント

メンバー

  • 谷村新司 リードボーカル ギター
  • 堀内孝雄 ボーカル ギター
  • 矢沢透 ドラム
  • 活動年 1971年~81年 その後4回にわたり活動と休止を繰り返して合計で5回の再結成を繰り返しています。

現在。メンバーの仲は?「今はもうだれも」「帰らざる日々」「遠くで汽笛を聞きながら」の誕生秘話は?

2013年にアリスとしてオリジナルアルバムをリリースして以後は、新作のリリースは行われていません。また、アリスとしての活動は休止状態となっています。また、○○周年となればライブを行う可能性はあります。

しかし現時点では再始動の予定はないようです。メンバーの仲は悪くは無さそうです。アリスのメンバー3人で演奏以外テレビに出演することはなく、谷村新司さんか堀内孝雄さんのどちらかがソロで出る事が殆どでメンバーの仲が決定的に悪いと言うエピソードも聞こえて来ず、例えあったとしても、そのエピソードはネタとなっているため、笑いに変わりますから心底仲が悪いかどうかは謀りかねます。

まあ一度は、活動休止に到っているわけですから、お互いに違った音楽性を持ち合わせているようです。谷村新司は昴を筆頭にいい日旅立ちの作詞作曲者として知られるなど独自の音楽性を追求しています。

堀内孝雄さんは演歌方面に進み、はぐれ刑事旅情編の主題歌を担当する等演歌歌手として認知している人もいるかもしれません。ドラムの矢沢透さんはお店をやっていると言う話なのでアリスの活動がなければ、芸能活動は行いません。

矢沢透さんはギター教室や居酒屋さんを経営しつつ、五月雨式に音楽活動をしているようです。


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続いてはアリスのヒット曲について触れて行きます。まずは、『今はもうだれも』元々は1969年にリリースされたウッディーウーの楽曲をカバーした物でした。当時アリスの立場はデビューした物の、ヒット曲に恵まれずレコード会社もさじを投げ好きなようにやれと言う感じでリリースしたのが『今はもうだれも』だったのです。

しかしこの曲が売れすぎて堀内孝雄さんが、自律神経を壊し声が出ない時期を経験したようです。続いては『帰らざる日々』について触れて行きます。この曲については色々な諸説が存在します。

まず歌詞のテーマが自殺をテーマにしたのではないかと言うこと、この曲は荒木一郎さんの曲『君に捧げるほろ苦いブルース』から、一部を盗用したのではないかという疑惑、これについて谷村新司さんはライブで『君に捧げるほろ苦いブルース』に影響を受けたとは語った物の、盗用については触れられませんでした。

因みにリリース時期は『君に捧げるほろ苦いブルース』が75年、『帰らざる日々』が76年という事なので、恐らく色々な音楽を聴く中で自然に類似してしまったのかも知れないですね。

音楽はある程度規則性がありますし、万人が効いても良い曲であると感じるメロディーや言葉はある程度限られているので仕方が無いと言えると思います。

続いては『遠くで汽笛を聞きながら』について触れます。この曲は1976年にリリースされ、作詞は谷村新司、作曲が堀内孝雄というコンビで作られました。歌詞の書き直しを谷村さんに何度も求め、谷村さんが若干苛ついたようです。そして極めつけはレコード会社からこの曲は暗いので売れないといわれた中でリリースした作品でした。

レコード会社の目論見通りヒットチャートは最高位51位と振るいませんでしたが、後生に残る名曲になった事は間違いありません。確かに今すぐ大ヒットする曲をレコード会社は求めがちなので、後に徐々に売れる曲には興味がないのかもしれませんね。

まとめ

一曲一曲にそれぞれ物語がある物で、調べて見ないと解らないそんな事を今回は実感しました。しかし、アリスは谷村と堀内の音楽性が高いので色々なストーリーが生れたのかも知れませんね。

今後も追加で新たなストーリーが語られる可能性があります。

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