西田佐知子の歌手として評価は?代表曲「コーヒールンバ」「女の意地」の誕生秘話は?
現在表舞台から遠ざかっていますが、引退したわけでは無い歌手の西田佐知子さんを色々な角度から掘り下げていきます。
プロフィール
- 芸名 西田佐知子 (本名 関口佐知子)
- 生年月日 1939年1月9日
- カテゴリー 歌手、 作詞家
- 活動開始 1956年
歌手として評価は?代表曲「コーヒールンバ」「女の意地」の誕生秘話は?
紅白歌合戦10回出場、シングルリリース枚数106枚、この数字を見ただけでも歌手としては、成功した人と言えます。現役で活動していた頃のことを知る人が少なくなっておりあまり評価のような物を書いてあるサイト等は少ないのですが、どれだけ歌手としてレコード会社が期待していたのかが解ると思います。
アジアの中でも一番歌が上手いと語っているサイトもある程で、自分にはイマイチその良さが解りませんでしたが、基本ベース昭和時代に歌手活動をした人は歌が上手く下手な人は歌手にはなれなかった時代です。
もう一つの記録として、1967年レコード売上1000万枚を達成しています。この数字を聞けばどれ位凄い歌手だったかが、解ると思います。これは中々達成できる数字ではなくごく限られた歌手やアーティストが達成できる金字塔的な数字です。
それだけに西田佐知子さんが歌う歌が世間に浸透した物だと思われます。
1971年に関口宏さんと結婚した際に、芸能活動を縮小しましたが、正式に引退を宣言したわけではなく、復活する可能性はあるともないとも言えます。2018年に公開されたweb上の記事では西田佐知子さんが病気を患っているのでは無いかという記事が出ていました。
関口宏さんに直撃インタビューされていますが、体調不良説は否定しています。今もお元気にされているようです。しかし、昔を振り返るような懐メロ特番みたいな物には出演する予定はないようです。
金銭的に困っているわけではありません。夫である関口宏さんは三桂という芸能プロダクションの社長でもあり、自分も司会者として活躍していますので奥さんがわざわざ芸能界で仕事をしなくとも良い状況が続いています。
ここからは、西田佐知子さんの楽曲「コーヒールンバ」「女の意地」について書いて行きます。この曲は元々オルキデアと言うリズムをウーゴ・ブランコ(アルパ奏者)が演奏してヒットした物です。
日本では、1961年に西田佐知子さんが28枚目のシングルとしてリリースしヒットを記録しました。因みにこの当時本人はコーヒーを飲む習慣はありませんでしたが、結婚後コーヒーを飲むようになりました。
独自のメロディーラインが引っかかり、西田佐知子さんがカバーした後もザ・ピーナッツ、荻野目洋子、井上陽水などがカバーしており時代を超えて歌い継がれる名曲となっています。
続いては「女の意地」はB面曲であるA面は「赤坂の夜は更けて」は島倉千代子さんとの共作となった楽曲です。西田佐知子さん自身もこの楽曲が好きで好んで歌っており、一度リバイバルヒットを記録しています。
紅白歌合戦でもこの曲を歌っています。その後も色々な形に変化しながらアルバムに収録されており、今でも様々なフォーマットでこの楽曲を聴くことが出来ます。
まとめ
今回は西田佐知子さんを掘り下げてきましたが、現在表舞台に殆ど出てこないのでどの様に過ごしているのかは解りません。しかし、結婚すると歌手活動を縮小したという事は関口宏さんに可能性を感じたからでしょう。
それ以来、芸能活動は縮小し1990年に平井菜水さんの楽曲『めざめ』を作詞したのが最後です。それ以来芸能活動的な事はしておらず、伝説的に語り継がれる歌の上手い歌手という扱いになっています。
芸能界を引退する人が最近増えてきましたが、マスコミを相手にするほかにはSNSのユーザーも相手にしないとならないため、普通に芸能活動するより4.5倍、疲労してしまい芸能界引退を選ぶのかもしれません。
また、芸能界引退を宣言しなくとも活動しないままという人もいます。そういう人はいつまた芸能界復活するのではという期待をさせられてしまいます。西田佐知子さんもいつか歌番組に出る可能性もあるかもしれません。