フォークグループ クラフトの現在。メンバーは何してる?「言問橋」「僕にまかせてください」の誕生秘話は?
出典:〔amazon〕究極のベスト! クラフト
今回は、フォークグループクラフトについて色々な角度から掘り下げて行きます。
プロフィール
- グループ名 クラフト
- 活動期間 1970年~1978年
- カテゴリー フォークバンド
メンバー
- 三井誠 ギター
- 森谷有孝 ギター
- 松藤一美 ドラム
- 浜田金吾 ベース
現在。メンバーは何してる?「言問橋」「僕にまかせてください」の誕生秘話は?
1978年に、解散し2013年に活動を再開したようです。
メンバー一人一人の現在を掘り下げて行きます。ギターだった三井誠さんは、1993年に稲垣潤一さんの楽曲クリスマスキャロルの頃にはが大ヒット一躍有名作曲家の仲間入りをしました。
当時はトレンディードラマという言葉があり、主題歌に起用されるとドラマと共にヒットする現象があり、ある意味社会現象的になっていました。この他CMソングや他の楽曲も作曲しているので、2000曲以上あるようです。
続いてはギターの森谷有孝さんですが、さだまさしさんの個人事務所さだ企画に入社、さだまさしがプロデュースした白鳥座に参加、1981年から10年間活動、その後はソロ活動を行っています。今は地元湘南で会社経営しているそうです。
ドラムを担当していた松藤一美さんは、松藤一英の名前でパーカッショニストとして活躍しており、教則ビデオや他のミュージシャンのライブに参加しています。今後も同スタンスで活動をしていくと思われます。
ベースを担当していた浜田金吾さんは、現在濱田金吾名義で作曲家として活動しています。大ヒット曲はありませんが1970,80,90年代と多岐にわたる楽曲提供を行っており現在も活動を継続しています。
ライブ活動も継続しています。今年8月に宮崎でライブを予定していましたが、中止となってしまったようです。今後もライブ活動を継続していくと思います。
http://craft1973.com/schedule/schedule.html
続いてはクラフトの楽曲『言問橋』と『僕にまかせてください』について触れて行きます。
言問橋はグループにとって四枚目のシングルで、作詞三井誠平井正尚、作曲三井誠。隅田川に架かる橋で戦争では空襲なども受けたことがある場所のようです。さて、歌の内容は幼なじみの二人が言問橋の上で遊んだ幼なじみで、結婚を誓ったの関わらずそれが叶わないという切ない歌でした。
この風景は時代が変わった現代でも、あるような情景だと思われますよね。でも幼なじみとの結婚や交際は大概叶いませんけどね。色々な事が段々違っていくからです。中学に進学して思春期を迎え、違う高校や大学に進学するので段々疎遠になって行く物です。
そんな郷愁を誘う歌でした。続いては『僕にまかせてください』は1975年の作品で日本テレビのドラマ「ほおずきの唄」の主題歌として大ヒットしました。因みに作詞作曲はさだまさしさんでした。
元々クラフトはウエストコーストサウンドを目指すバンドであり、フォークソングを演奏することには抵抗を覚えたようです。しかし、当時のクラフトはどうしても売れることが出来ず、同じ事務所に所属していたさだまさしさんに楽曲提供を依頼して、制作された楽曲でした。
ドラマ主題歌にも起用され、世の中に浸透もくろみ通りのヒットソングとなりました。
しかし、この曲が流れる度になんだかくすぐったい感覚に襲われていたようです。しかし今となってはさだまさしさんに感謝しているとメンバーの三井誠さんが語っていました。やはり事務所のどうしてもクラフトを売りたいそんな執念がこの曲のヒットを生んでくれた可能性はありますね。
まとめ
今回は、クラフトに触れましたがさだまさしさんとの深い縁を感じてしまいますね。また、音楽性フォークではなくロックを目指していたというのは意外な事実でした。