葛城ユキの現在。結婚してる?ライブは?「ボヘミアン」「ヒーロー HOLDING OUT FOR A HERO」の誕生秘話は?
シンガーの葛城ユキさんを色々な角度から掘り下げていきます。
プロフィール
- 芸名 葛城ユキ (本名 田中小夜子)
- 生年月日 1949年5月25日
- 出身地 岡山県
- カテゴリー ボーカリスト
- 活動開始 1974年
現在。結婚してる?ライブは?「ボヘミアン」「ヒーロー HOLDING OUT FOR A HERO」の誕生秘話は?
今年年齢は70歳になり、ミュージシャンとしても45年のキャリアを持っており今年は周年アーティストとなります。現在もライブ活動を行っており昨年2018年は夢グループが主催するライブに出演して全国を回りました。
この他個人としてもアコースティックライブやライブハウスツアーを開催しています。現在はレコード会社との契約がありませんので、活動の場所はインディーズになっているので細かく葛城ユキさんのホームページをチェックするしかないようです。
2019年も年明けしましたが、ライブや作品リリースの予定は発表されていません。周年に何もしないアーティストは恐らくいませんから、何かしらのアクションを起こすことになると思いますのでファンは待つと良いでしょう
葛城ユキさんは結婚しているのか?興味があり調べてみました。実は1983年腹膜炎を起こしツアー中に緊急入院しました。その際、世間に公表していた名前と病室のネームプレートが異なっていたため結婚していたことが判明した物です。
公表していない理由として、相手の方が一般人だったので公表する必要性が無いと思っていたということです。しかしこの一件で葛城ユキさんの名前が世間に知れ渡り後に紹介するボヘミアンのヒットに繋がりました。
続いては葛城ユキさんのヒット曲「ボヘミアン」「ヒーロー HOLDING OUT FOR A HERO」について書いて行きます。まず、ボヘミアンは元々、CHAGE&ASKAと同期のミュージシャン大友裕子さんの楽曲として制作されましたが、リリースした直後に結婚して芸能界を引退してしまいました。
そのためこの曲は宙に浮いてしまい、そこに丁度葛城ユキさんがアルバム制作しておりアルバムRunnerに収録されました。後にシングルカットされて大ヒットし今でも葛城ユキさんを語るときに外せない楽曲となりました。
後にCHAGE&ASKAもスタンディングオペレーションというアルバムでこの曲をカバーしました。曲の雰囲気はほとんど同じですが、CHAGE&ASKAのバージョンの方がテンポが速いものに仕上がっています。
曲の作詞は飛鳥涼さん。作曲は井上大輔さん。
飛鳥涼さんはCHAGE&ASKAとして、またソロアーティストとして大活躍後、覚せい剤の一件でさまざまなメディアを騒がせてしまいました。
井上大輔さんというと、ソロでは哀戦士が機動戦士ガンダムの主題歌に起用されたため大ヒットし、アニメファンの間では知られた存在です。
その他ジャッキー吉川とブルーコメッツのメンバーであり、作曲家としても1980年代、70代に数多くの曲をアイドル歌手に提供し、沢山のヒット曲を世の中に残しました。しかしながら2000年に他界しました。
続いては「ヒーロー HOLDING OUT FOR A HERO」この曲はボニータイラーの「Holding Out for a Hero」のカバー曲であり、1984年にリリースしました。因みに同年麻倉未稀さんも同曲をカバーしリリースしてドラマスクールウォーズの主題歌になったため葛城ユキさんバージョンよりも有名になってしまいました。
作詞は両バージョンとも売野雅勇さん。しかし葛城ユキバージョンとは歌詞が異なっておりこの曲の葛城ユキさんバージョンがある事はあまり知られていません。
まとめ
今回は葛城ユキさんを掘り下げてきましたが、ヒット曲はあるものの誰かの曲をカバーする形でのヒットですね。特に1980年代は「氷雨」や「麦畑」など競作という形が沢山ありましたのでまあそのような形になるのだと思います。現在ではひとつの曲をみんなで歌い回す形はカバーという形が一般的です。
この時は競作が流行またそれもヒットするという良い循環を生んでいたことになります。しかしながらボヘミアンは大友裕子さんよりも葛城ユキさんバージョンの方が有名ですし、ヒーローの方は麻倉バージョンの方が有名という状態です。
競作によっていろいろな運命が変わってくる、そういう深さを感じてしまいました。