ロス・プリモスの現在の活動。メンバーは何してる?「ラブユー東京」「たそがれの銀座」「生命のブルース」の誕生秘話は?
ムード歌謡コーラスグループのロス・プリモスを色々な角度から掘り下げていきます。
プロフィール
- グループ名 ロス・プリモス
- 活動開始 1961年
- カテゴリー ムード歌謡グループ
現在の活動。メンバーは何してる?「ラブユー東京」「たそがれの銀座」「生命のブルース」の誕生秘話は?
現在の活動については、ホームページがリニューアル中となっており活動状況がつかめません。今後どのような展開になっていくのかを見守るようにしましょう。ここからはメンバーは何をしているのかについて書いていきます。
森聖二 ボーカル
2009年に心筋梗塞で倒れ、他界しました。 大川公生 ベース、コーラス 2017年に他界しました。
峰たかし コーラス・ギター
現在、ミネタカシの名前でツイッターを運営しています。2019年から更新されていません。ミネ&セレンというユニットも運営しています。
徳永淳 コーラス・ドラム
徳永淳とベルリンガとして活動中。2018年に新作「桜の花」をリリースしました。
上野旬也 コーラス・キーボード
グループ脱退後は、銀座でバーを経営していましたが、現在の音楽活動は不明です。 メンバーのほとんどが他界してしまっているため、バンドやコーラスグループとしての活動はかなり厳しい状態かと思います。ここからはロス・プリモスの楽曲「ラブユー東京」「たそがれの銀座」「生命のブルース」について書いていきます。
「ラブユー東京」作詞、上原尚、作曲、中川博之
ビクターからクラウンに移籍後初レコーディング。初回出荷は1000枚、B面曲でした。しかし、山梨のホステスの間でこの曲が話題になり、作曲をした中川博之さんと友人だった作家の内田康夫さんのラジオで連夜かかったこともヒットの呼び水となっています。 また、ロス・プリモスがキャンペーンに回った際にキャバレーなどで18万枚の歌詞カードを配るという暴挙に出ました。その結果ヒットに結び付きジャケットを差し替えAとB面を入れ替えて再リリースしミリオンセラーを達成しました。
「たそがれの銀座」作詞、古木花江 作曲、中川博之
銀座を舞台にした大人の恋の歌です。どれぐらい売れたかなどのセールスデータ不明、オリコンチャートは7位、しかし、昭和の香りがする楽曲です。ちなみに8枚目のシングルでした。
「生命のブルース」作詞、木村伸、作曲、中川博之
夜の商売をしている女の人の歌で、恋にすがって生きる人の歌です。色っぽく歌っている印象があります。チャートアクションやセールスデータはありませんでした。 メンバーを入れ替えながらも活動を継続しており、ムード歌謡の代表格といえます。今後こう言ったグループは出てくることはないと思いますが、昭和の時代にしかありえないグループだったといえます。
まとめ
今回はロス・プリモスを取り上げてきましたが、すでに他界されたメンバーが多くグループとしては存続不可能といえます。新たにメンバーを入れたとしてもその新しいメンバーがなじむかどうかがポイントでそれが出来なかった場合は人気の向上は見込めません。 生きているメンバーは、現在音楽活動している人や判らない人も居るので月日が経つともっとわからなくなる可能性もあり得ます。
今後の展開としては解散するのか?活動継続するのか?の道筋を宣言してほしいものです。 そうすることでファンの人もまたコンサートへ出かけてみようと考えたり、昔の作品を聞こうと考えてくれるかもしれません。現状のままの活動休止状態のままですとどうなったのかと心配されるだけだと思います。
もし、解散するのであれば致し方ないのですが、復活するのであれば新メンバーを探して新生ロス・プリモスとして動き出していくのが良いでしょう。そうなるといつ新作が聴けるか楽しみにしたいと思います。 ムード歌謡については、日本では音楽ジャンルが確立されており今後新たに盛り上がる可能性もあるかもしれません。