PPMフォロワーズの現在。メンバーの活動は?「山に煙が」の誕生秘話は?
2017/08/08
出典:〔amazon〕君はある日
今回はフォークグループの一つPPMフォロワーズを掘り下げて行きます。
プロフィール
- バンド名 PPM フォロワーズ
- 結成年 1964年
- カテゴリー フォークグループ
バンドメンバー
- 小室等 (Vocal、Guitar)
- 山岩爽子 (Vocal)
- 小林雄二 (Vocal、Guitar)
- 吉田勝宣(Vocal、Bass)
現在。メンバーの活動は?「山に煙が」の誕生秘話は?
現在PPMフォロワーズは解散しており、再結成もしておりません。元々PPMと言うピーター&ポールマリーに憧れて、リーダーの小室等が始めたグループでした。続いては現在のメンバーはどうしているのかについて書いていきます。
まず、PPMフォロワーズの発起人とも言える小室等さんこのグループ解散後、六文銭に参加し、その後ソロアーティストに転身し、現在も活動を継続しています。小室等さんが司会を務める音楽番組『小室等の新 音楽夜話』のパーソナリティーを担当しています。
この番組は簡単に説明すると、小室等さんよりも若いミュージシャンとのコラボレーション番組とも言えます。放送局が東京MXテレビと言うことから考えても、比較的自由に色んな事が出来る放送局なので楽しみなところでもあります。
また、この放送が見られない地域の人たちには東京MXテレビが提供しているアプリ、エムキャスでも配信していますので、アプリさえあれば見る事が出来ます。その他映画音楽などの作曲もしています。また、ミュージシャンとしての活動も確かに凄いのですが、レコード会社フォーライフの初代社長を務めていたこともあります。
フォーライフを設立したメンバーが吉田拓郎、泉谷しげる、井上陽水、小室等の4人で設立し、初代社長を務めており一時期は今井美樹や杏里、ZOOなどを抱える業界から注目されるレコード会社だったのですが、現在は倒産し事業自体には現在関わっていない状態です。
現在でもミュージシャンがレーベルを持つことはありますが、レーベルを持つことはミュージシャンで無くとも持つことが出来ます。それは社会的に株式登記の必要も無くレーベルを作りましたと宣言すれば誰でも持つことが出来るためです。
それをわざわざ株式登記をして、会社として設立するわけですから当時はよほどの決意があったのかもしれませんよね。
山岩爽子さんは、その後フォーク・トレッカーズに参加しました。後にフォーク・トレッカーズを離れソロ活動を開始しました。後に、このグループはビレッジシンガーズとなっており、音楽の方向性がハマっていればビレッジシンガーズのメンバーになっていた可能性は否定出来ません。
現在の活動状況は不明です。
続いては小林雄二さん。小室等さんと共に六文銭に参加し、音楽活動を継続、現在音楽活動をしているかどうかについては不明です。
最後に吉田勝宣さん現在も音楽業界で仕事をしており、芸能事務所ESP Planningの取締役としてライブやマネージメント業務を行っています。
続いてはPPMフォロワーズの楽曲「山に煙が」に触れて行きます。1966年6月25日発売の作品で、小室等さんが大学在学中に作った作品です。私だけの人という曲と2曲収録されており、後にPPMフォロワーズのメンバーだった山岩爽子さんのソロデビュー曲としても歌われました。
この当時のデータが少なく詳細なことが不明です。当時はあまりヒットすることは無かったのではないかと推察できます
まとめ
小室等さんだけは未だにフォークシンガーとして活動しているため、情報は他のメンバーよりもたくさんあります。しかし、その他のメンバーはあまりに時が経ちすぎていてあまり情報がありませんでした。
当時のフォークグループとしては珍しい、女性がメインボーカルを取るというスタイルとなっていました。今では男性が楽器を弾いて女性がボーカルを取るスタイルというのは当たり前のスタイルですが、当時は相当珍しい物だと思います。
活動期間も4年間というとても短い時間でしたからあまり沢山の作品を残すことが出来なかったようですね。今後は当時の回顧録として、PPMフォロワーズの事が語られる可能性があると思います。
今後はフォークソングのベスト盤や小室等さんの番組などで聴くことが出来ますが、世間的認知度は低いのは間違いありません。