フォークグループ猫の現在の活動。メンバーは何してる?「雪」「地下鉄に乗って」の誕生秘話は?
2017/07/30
出典:〔amazon〕THE BEST
フォークソングを語る上で、外せないグループ『猫』今回は現在の活動やメンバーの状況などを掘り下げて行きます。
プロフィール
- グループ名 猫
- 活動期間 1971年から75年
- 2004年~
- レコード会社 FOR LIFE
メンバー
- 常富喜男 生年月日 1948年7月7日 ボーカル・ギター
- 内山修 生年月日 1948年12月12日 ボーカル・ギター・ベース・パーカッション
現在の活動。メンバーは何してる?「雪」「地下鉄に乗って」の誕生秘話は?
現在は、常富喜男と内山修の2名でグループ活動を継続しています。直近のライブ活動は、以下です。
以下、オフィシャルサイト(https://www.nekomusic.net/)より
< Akira SAKATA Produce Kakurega Presents >
かくれが 投げ銭Live #44 「まだまだ熱い猫 残暑お見舞いLive」
- 2017年8月19日(土)
- 出演:猫 (NEKO / 常富喜雄 内山修)
- 会場:新宿三丁目「かくれが」
- 開場 18:00 開演 19:00
- ¥2,000 (+2drink)
- 40名限定(前売り制)
かくれが
- 〒160-0022
- 東京都新宿区新宿3丁目11−3
- 新宿土地建物第3ビルB1F
- 03-3354-8372
また、新作は2015年11月21日に猫6をリリースしており、まだまだ活動のペースは落ちそうにありません。さて、どの様にして猫が結成されたのか?について書いていきます。結成当初は常富喜男、内山修、田口清三の3名でスタートしました。
グループ活動をスタートした物の、いきなり仕事はあるはずもなく、吉田拓郎が音楽仲間と結成したユイ音楽工房に参加し、吉田拓郎のバックバンドを務めていました。その後、1972年に『人生なんてそんなもんさ』でデビューを果たしています。
その後セカンドシングル『雪』を吉田拓郎作詞作曲でリリースしました。この曲は猫のオリジナル楽曲ではなく、吉田拓郎が歌っていた楽曲のカバーしたものです。レコード発売から
暫くは売れませんでしたが、じわりじわりとヒットして代表曲となりました。
続いてはサードシングル『地下鉄に乗って』について書いていきます。作詞岡本おさみ作曲吉田拓郎、丸ノ内線に乗って移動する時間を楽しむ歌だと感じました。赤坂見附や四ッ谷なんてワードが出てくるので、恐らく昼間の丸ノ内線の情景を歌詞にしたものです。
これも吉田拓郎さんのカバーという形で、この曲もヒットソングとなっています。元々吉田拓郎のバックバンドを務めていたので、そのお礼的にこの歌をカバーさせてくれた可能性が高いですね。
この2曲のヒット曲がでた後、第一期の活動は1971年から76年まで活動をしていましたが、フォークソングブームが終焉してしまい解散してしまいました。猫は現時点では2名ですが、解散直前には風のメンバーとなる大久保一久や御守孝明、等が在籍していました。
2004年に猫の結成メンバーだった田口清三さんの、13回忌でメンバーが偶然参列これをきっかけに、猫が30年ぶりに再結成を果たし現在に至ります。活動を再開してからは
常富喜男、内山修、新井武士の3名で再結成。しかし、新井武士は2015年のライブを最後にグループを脱退しています。
その後はライブ活動や新作をリリースして、活発な活動をしています。フォークソングを聴いていた世代が、また、あの時のようにフォークソングを求めてくるので、需要があるような気がします。
まとめ
今後の活動は体が続く限り、ライブを行っていくと思いました。メンバーが2人になった事から考えても身軽になったのでアコースティクギターを抱えて、どこでもライブが出来るそんなイメージを持ちました。
グループ活動をしているフォークグループはある物の、レコード会社との契約がないためリリースにこぎ着ける事が出来ないまま、ライブだけをやっているグループもある位ですからね。発表の場所があるというのは良いですよね。
ライブに来られない人もいますからね。作品がレコードやCD等に収録できればそれを手に取ることが出来る訳ですからね。そうすればリスナーをいつまでもつなぎ止めておくことが出来ますよね。
今後猫の作品リリースが楽しみでもありますし、アンティークにならずに現在進行形というのが凄いですよね。