パープル・シャドウズの現在の活動。メンバーは何してる?「小さなスナック」「別れても好きな人」の誕生秘話は?
2017/09/18
出典:〔amazon〕パープル・シャドウズ
フォークではありませんが、GSブームの盛り上げ役であったグループの一つ、パープル・シャドウズを色々な角度から掘り下げて行きます。
プロフィール
- グループ名 パープル・シャドウズ
- 結成年 1968年
- カテゴリー GS
メンバー(2017年現在)
- ギター 今井久
- ボーカル・マンドリン 赤井美紀恵
- ドラム 伊藤康夫
- ベース 門脇優
現在の活動。メンバーは何してる?「小さなスナック」「別れても好きな人」の誕生秘話は?
1965年から1969年の4年間ほどで終焉してしまったGSブーム、簡単に言うと第一次バンドブームです。現在でもギターやベースを持ってバンドを組む人もいると思いますが、そんな時代が過去にもありました。
一大ブームとなり、パープル・シャドウズの他にもオックスやスパイダースなど沢山のグループが存在し、ヒット曲も多数ありました。これは売れると踏んでグループが乱立、意外と早くブームは収束しました。
パープル・シャドウズは、そんなブームの終焉直前にデビューしたGSで、グループ自体は現在活動休止状態です。そこでメンバーは何をしているのかについて書いていきます。ギターの今井久さんは、現在も音楽業界に身を置いてGS関連のイベントに出演しています。芸能界を引退したという話はないので、現在もミュージシャンとして活動していると思われます。
ボーカルの赤井美紀恵さんはパープル・シャドウズの2代目ボーカリストで、1991年から担当しており現在もグループに在籍しております。ドラム伊藤康夫さん、ベース門脇優さんも同様です。それぞれ元気に音楽活動をされているとのこと。また拝見したいですね。
続いてはパープル・シャドウズのヒット曲『小さなスナック』と『別れても好きな人』の誕生秘話について書いて行きます。『小さなスナック』はパープル・シャドウズにとってはデビュー曲であり、発売当初から爆発的なヒット曲とはなりませんでした。
発売から暫くして、有線放送にリクエストが集まり始め徐々に売れるようになってきました。最終的には40万枚を超えるヒットを記録し同名の映画も制作されました。作詞、牧エミコ 作曲はリーダーの今井久さんでした。
しかし、この曲にヒットでますます勢いに乗ると思われていましたが、その後のレコードは売れず、低迷期を経験しました。続いては『別れても好きな人』について書いていきます。
この曲の発売はパープル・シャドウズにとっては4枚目のレコードです。
この曲の作詞作曲は佐々木勉さんで、最初は現在の東芝から、松平ケメ子さんのシングルとして発売され、その後パープル・シャドウズが歌いました。しかしそれよりもデュエットソングとして世間的には有名となりました。
それはパープル・シャドウズが歌った後に、ロスインディオス&シルヴィアが歌ったために世間にはデュエットソングの定番となったようです。そのためパープル・シャドウズの曲という事を知らない人も多いかもしれません。
まとめ
今後もパープル・シャドウズとして活動を再開するかについては、正直なところ解りません。2012年にNHKに出演して『小さなスナック』を披露して今もグループは残っているという事が世間に知らしめましたが、新作が発売されるなどと言った活発な動きはありません。
今のところ今井久さんだけが積極的に動いている状況のため、それ以外のメンバーは何をしているのかと言うのはイマイチ良く解らないという状態となっています。やはりそれぞれメンバーの年齢もあり、活動したくても出来ない状態にあると考えて良さそうですね。
また、『別れても好きな人』がパープル・シャドウズの楽曲である事はこの記事を書くまで知りませんでした。色々な変遷があったことに少し感慨深くなりました。