フォークデュオ風の現在。伊勢正三、大久保一久は何してる？「あの唄はもう唄わないのですか」の誕生秘話は？

2017/08/25

出典：〔amazon〕風ベスト

今回は、フォークデュオ風の現在とメンバーは何をしているかについて書いていきます。

プロフィール

フォークデュオ風は､１９７９年に活動休止しました。その後２００７年にメンバー主催によるコンサートを開催しましたが、その後二人での活動はしていません。ですが、風の曲はフォークソングファンの中に生きていて今でも歌は歌い継がれています。

伊勢正三さんは、１９７９年に風の活動を休止、レコード会社もクラウンレコードからポニーキャニオンに移籍しました。移籍後リリースしたシングルは『MOON LIGHT』をリリース。実はこのシングルはソロ２枚目のシングルで、クラウンレコード在籍時代に『想い出がつきない夜』をリリースしていました。

その後、活動休止と再開を繰り返しながら現在も歌手活動を行っています。直近のライブ日程は以下の通りです。（URL: http://www.ise-shozo.com/f_schedule.htmlより引用）

確かに若い頃のように活発にはライブ活動は出来ませんが、全国を股に掛けて活動しており、中にはジョイントライブもあるので、色々な世代のファンを楽しませる工夫がされていますよね。

続いては大久保一久さんについてです。１９７９年に風の活動を休止した後は、ソロアーティストに転身しました。１９８３年にソロ活動を休止後薬剤師になって現在も地元広島県呉市の薬局で働いているようです。

また、２００８年４月に脳血管障害で倒れ、発見が早かったので緊急手術を受けてなんとか一命を取り留めました。その後は表立ってライブ活動は行っておらず、今後も体の調子が良ければ再びライブステージに戻ってくる可能性があります。

続いては風の楽曲、『あの唄はもう唄わないのですか』について書いていきます。この曲は１９７５年１２月１０日にリリースされたセカンドシングルで、２２歳の別れの後シングルという事でヒットが期待されます。

作詞、作曲は伊勢正三さん。オリコン２４位まで上昇してそこそこヒットした楽曲なのかもしれません。楽曲イントロはロックで歌が始まるとフォーク色が表に貼りだしてくると言う面白いアレンジになっています。

歌の内容としては、ある歌手か恋人に対しての想いを込めた別れ歌となっており、伊勢正三の囁くような歌い方が印象的ですね。アレンジャーはギターリストの石川鷹彦氏という事でロックのテイストも入っているのかもしれませんね。

フォークグループ風について今回は触れてみましたが、伊勢正三さんは元気ですが相方の大久保一久さんについては病気を患って、現在は復活して元気に生活しているようです。また二人揃ってライブ活動を行う確率はとても低いと思います。

今後については伊勢正三さんが色々なフォークグループメンバーの人たちとコラボレーションをして、風の歌も歌い続けていく必要がありますね。そうしないと歌はCDやレコードの中だけで生きて行くことになってしまいますからね。

そのためには伊勢正三さんに、体を元気にして貰ってライブや作品をリリースして欲しい物です。そしてフォークソングの語り部として、新たな歌を紡ぎ出すシンガーとして、残りの歌手人生を歌に捧げてほしいものです。

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