加藤和彦と北山修の現在。名曲「あの素晴らしい愛をもう一度」の誕生秘話は?
2017/09/19
出典:〔amazon〕memorial single~あの素晴しい愛をもう一度~
今回はフォークの世界ではレジェンドの、加藤和彦さんと北山修さんを様々な角度から掘り下げて行きます。
プロフィール
加藤和彦
- 生年月日 1947年3月21日
- 死没 2009年10月16日
- 出身地 京都府
- カテゴリー 作曲家、ギターリスト
北山修
- 生年月日 1946年6月19日
- 出身地 京都府
- カテゴリー 作詞家、精神科医
現在。名曲「あの素晴らしい愛をもう一度」の誕生秘話は?
加藤和彦さんについては、2009年10月16日に軽井沢のホテルで首つり自殺を図り発見されました。自殺の原因はうつ病と多額の借金と言われています。1990年当りからうつ病に似た症状を発症するようになり、気分が落ち込む時期があったと言われています。
その様な状況から、徐々に音楽活動もままならなくなり、自殺を選択せざるおえない状況に陥ったと言われています。結婚歴3回、楽器のプレイヤーには留まらず音楽プロデューサーとして、様々なアーティストの楽曲やデビューに尽力してきました。
現在も加藤和彦さんが生み出した楽曲は、様々な形で歌い継がれ世の中で生き続けています。
続いては作詞家として活躍した北山修さんです。北山修さんは現在白鵬大学の副学長を定年退職し、作詞家となっています。
また、精神科医としても知名度が高いので様々な場所でインタビューを受けるなどし多忙な生活をしていると思います。芸能活動は若かりし頃に付き合いがあった人達のラジオに出演する程度で、積極的には行っていません。
これは、教授などの仕事を行っていたので芸能活動を行う時間が無かったのではないかと思われます。どうしてもと頼まれれば作詞をする可能性はあるかもしれませんが、その方面の活動もする予定は無いようです。
現在はきたやまおさむアカデミックシアターという、新たな試みの映像と音楽を組み合わせた講演を行っています。
直近の講演日程としては下記の予定があります。(URL: http://academic-theater.jp/lecture/index.htmlより引用)
日時/開場時間 2017年10月29日(日)
- 開場15:30 開演16:00
- 会場 中野サンプラザ 164-0001 東京都中野区中野4丁目1-1
- 前売料金 全席指定 ¥6,480(税込)
- ※4歳以上はチケット必要
- ※当日券¥500up
- 一般販売 6月3日(土)AM10:00~
- 一般問い合わせ先 キョードー東京 0570-550-799
- チケットぴあ TEL.0570-02-9999
- ローソンチケット TEL.0570-08-4003
- イープラス
- CNプレイガイド TEL.0570-08-9999
この講演では精神科医として、作詞家として、北山修さんが歩んで来た人生や経験などを語っていく物です。この講演に参加すれば今の北山修さんが何を考え、どこへ向かっているのかという事が理解出来ると思います。
続いては『あの素晴らしい愛をもう一度』について書いていきます。この曲は加藤和彦さんの1度目の結婚サディスティクミカバンドの初代ボーカル加藤光子さんと結婚した祝いとして送られた物です。
きたやまおさむさんの歌詞が先にあり、加藤和彦さんが曲を付けて完成し、奥さんに送った物です。その後は仲間内での愛唱歌であり、加藤和彦さんと北山修さんが25歳になった事を記念してレコードにしたらどうかという話が持ち上がりレコードリリースした説と、フォークグループシモンズのために作られた楽曲という二つの説があります。
現在も色々な形でカバーされ、中学の音楽の教科書に掲載されるなど楽曲としての完成度は高く、まさに時代を超えた名曲と言えますね。
まとめ
北山修さんと加藤和彦さんというと、ザ・フォーク・クルセダースのメンバーでもありましたが、二人の関係性がとても近かったことも伺わせますよね。あの素晴らしい愛をもう一度が結婚記念ソングだったとは意外な事実でしたね。
また当初はレコードにする予定が無かったのに、レコードになってしまうと言う事に対しても少し運命的な物を感じてしまいます。今後も色々な人達がこの曲を見つけカバーしますが、世界観だけは壊して欲しくないですね。