音楽グループパルの現在。メンバーは何してる?「夜明けのマイウェイ」の誕生秘話は?
音楽グループパルを色々な角度から掘り下げて行きます。
プロフィール
- グループ名 パル
- 活動期間 1977年 - 1982年
- カテゴリー コーラスグループ
現在。メンバーは何してる?「夜明けのマイウェイ」の誕生秘話は?
1982年にグループは解散しその後、新たな動きはありません。今後も新たな動きを期待させる記事などはありませんので今後はこのまま進展はない物と思われます。ここからはメンバーについて書いていきます。
原田博喜
オレンジ・ペコのメンバーとしてデビュー、解散後パルを結成しました。作曲家・音楽プロデューサーに転身。現在は、RIVa(リヴァ)というバンドのプロデューサーとして音楽業界に残っています。
尾関裕司
初代ボーカル。1978年の脱退後シンガーソングライターや音楽プロデューサーに転身。アニメクリーミーマミの声優だった太田貴子の楽曲『ハートのSEASON』の作曲者としても知られています。
主に1980年代を中心にアイドル歌手へと楽曲提供を行っていました。自身でも2枚のアルバム、3枚のシングルをリリースしています。
船橋孝樹
オレンジ・ペコのメンバーとしてデビューしました。パルにも参加その後解散作詞・作曲家に転身。2004年2月25日に53歳で死去しました。
新井正人
2代目男性リード・ボーカルとして1979年に加入しました。解散後、ソロ歌手・作曲家として活動しています。洗足学園音楽大学の講師でもあり機動戦士ガンダムΖΖの主題歌『アニメじゃない -夢を忘れた古い地球人よ』を担当しました。
近年はオフィシャルウエブサイトの更新が滞っていますが、Twitterの方は更新されており、ニコ生で生配信などを行うなどアニソンを起点に活動を継続しています。
渡辺香世
コーラス 1970年代はソロとして活動をしましたが、近年はどの様な活動をしているのかは不明です。
メンバーについては既に他界されているメンバーもいて、時代の流れを感じさせます。ここからは音楽グループパルの楽曲「夜明けのマイウェイ」について書いて行きます。この曲はグループにとってはセカンドシングルで作詞、作曲プロデュースは愛しのマックスでお馴染みの荒木一郎さんでした。
日本テレビのドラマ『ちょっとマイウェイ』の主題歌として起用されていたのでドラマと相まって40万枚の売上を記録しました。この頃コーラスグループが流行っていたのか?サーカスのようなグループが沢山世の中に出て来た時代のようです。
歌を聞くととてもコーラスがキレイに揃ったお洒落なポップスというイメージがあります。因みにデビュー曲は空は七つの恋の色と言うタイトルで、こちらも日本テレビの同名ドラマの主題歌でした。
因みにメンバーが作詞、作曲をしたものではなくプロの作家が行った作品です。
まとめ
今回はパルというグループを掘り下げてきましたが、パルがデビューした当時はコーラスグループブームだったようです。サーカスなども同時期にデビューしており恐らくコーラスグループの台頭があったと思います。
メンバーを調べてみましたが現在も音楽業界で活躍されている人が多く音楽的才能がある人が多かった印象もあります。それだけにパルではやりたいことの限界を感じて解散したのでは無いかと感じています。
グループを解散してその後、それぞれが違うフィールドで活動を継続できているわけですから、これは凄いことだと思います。大抵グループを解散しても一人ぐらいしか音楽活動を継続できないのでそれ位珍しいことです。
既に他界されているメンバーがいるので、オリジナルメンバーが揃うことはありませんが、世間の印象に残る楽曲をリリースしたことは間違いありません。デビューシングルとセカンドシングルがドラマ主題歌に起用されていることから考えても実力はあったと思います。
更にメンバーチェンジを繰り返していることから考えても、常にグループを良くしようという向上心があったものだと思います。