森雄二とサザンクロスの現在。メンバーは何してる?「意気地なし」「三の宮ブルース」「好きですサッポロ」の誕生秘話は?
森雄二とサザンクロスを色々な角度から掘り下げて行きます。
プロフィール
- グループ名 森雄二とサザンクロス
- 活動開始 1975年~2016年
- カテゴリー コーラスグループ
現在。メンバーは何してる?「意気地なし」「三の宮ブルース」「好きですサッポロ」の誕生秘話は?
現在、森雄二とサザンクロスはメンバーがそれぞれの道へと歩を進めたり、他界したりしてグループは様変わりして活動が続いています。リーダーの森雄二さん死去の後サザンクロスとして活動、その後大前あつみ&サザンクロスとなっています。
森雄二氏は他界してしまったため、音楽活動を続けるために苦心をしているところが見えます。さてメンバーは何をしているのかについて書いて生きます。今回はあくまでも森雄二とサザンクロスのオリジナルメンバーについて書いて生きます。
森雄二(レキントギター&ボーカル)
腎不全により 2018年4月18日死去。
菅野ゆたか(ボーカル)
2017年脱退し翌年、菅野ゆたか&喜多村ともみ名義「サヨナラ大阪/足手まとい」をリリース、その後の歌手活動は不明です。
山口晃生(ボーカル)
1992年デビュー。1996年には演歌デュオ「金剛と榛名」として活動していましたが現在の歌手活動は不明です。FM熱海湯河原「晃生の元気な我が町」毎週日曜日14時〜14時58分で放送されていました。
奥野広道(コーラス)
現在の歌手活動は不明です。
ここからは森雄二とサザンクロスの楽曲。「意気地なし」「三の宮ブルース」「好きですサッポロ」について書いて行きます。「意気地なし」は、作詞・高畠じゅんこ 作曲・中川博之のコンビで製作され、3枚目のシングルです。
ヒット曲だったようですが、具体的なセールスデータはありません。聞いた感じでは画に描いたようなムード歌謡曲です。女性はその男が好きだけど、男が勇気が出ずその先へ進めないそんな男に対して女が意気地無しと吐き捨てるような歌になっています。
「三の宮ブルース」は、作詞・作曲 福本茂 編曲、 神山純一。神戸を舞台にした歌です。男に裏切られた女の歌ですが、声が甘すぎてあまり哀しい歌に聞こえないのが不思議です。舞台が神戸である事でより情景が浮かぶと思いますし、作詞者の勝利とも言える曲です。
「好きですサッポロ」作詞・星野哲郎、作曲・中川博之のコンビで製作され「さっぽろ雪祭り」のテーマソングとして起用されてヒットしました。どの程度のセールスを記録したのかは不明ですが、森雄二とサザンクロスの代表曲となりました。
歌にしやすい地域は東京、神戸、北海道、大阪、京都、横浜が多いです。それ以外の地域は歌にすると言うよりも日常的な生活な場所のため恋愛の歌にしたりするのは難しいですけどやはり旅情感があると歌にしても情景が浮かびやすいですね。
作詞するとしたら単に好きだとか愛してるといっても伝わりますが、それだけではありきたりなので港町や都会を歌にするのかもしれません。今後も演歌の世界ではこう言うご当地ソングみたいなものは沢山出来るでしょう。
ムード歌謡というジャンルは、別れる切れるの歌が多いのでやっぱりその感情を擽るには旅情感が大切なのでしょう。横浜も神戸も港町なのでどうしても男女の別れや出会いを生み同時にどうにもならない運命と別れを生んでいます。
まとめ
グループとしては色々な人間が入れ替わり立ち替わり加入しては辞めているという印象でそれだけ新しい物を自分のグループに取り入れようとした結果がそのような形になって表れた可能性がとても高いです。
そうでなければグループは空中分解になりそのまま生き残っては行かないと思います。森雄二とサザンクロスとしては2003年まで作品をリリースしており、その後中心メンバーの森雄二氏が他界しサザンクロスという名前を残し楽曲リリースが続いていきます。
今後も形を変えながらグループは残っていますし、また世代を超えたヒット曲が生まれたら面白い展開になりそうです。