フォークソングカフェ

フォークソングや歌謡曲の名曲やアーティストを語るブログ

男性グループ

フォークグループ バンバンの現在。メンバーは今何してる?「いちご白書』をもう一度」の誕生秘話は?

2017/08/01


スポンサーリンク

出典:〔amazon〕永すぎた春

フォークグループと言うよりもニューミュージック、今のJ-POPの源流では無いかと思われるバンバンを掘り下げていきます。

プロフィール

  • メンバー    ばんばひろふみ、今井ひろし、高山弘、高尾稔、首藤英信、上山信博
  • 活動期間   1971年~1977年
  • 所属レコード会社 ソニーレコード

現在。メンバーは今何してる?「いちご白書』をもう一度」の誕生秘話は?

1976年にグループ解散後色々な方向へとメンバーは進んで行きます。まずはばんばひろふみ、(本名馬場弘文)東京のラジオ局文化放送で放送していたセイヤングのパーソナリティーとして人気を得て1978年エピックソニーからソロデビューを果たしました。

ソロ転向後、暫くは売れず4枚目のシングル『SACHIKO』がヒットし今もばんばひろふみの代名詞となっているほどです。プライベートでは『真夏の出来事』のヒットで知られる平山みきさんと1977年に結婚。

しかしばんばひろふみの、不倫が原因となって2005年に離婚となりました。二人の間には息子さんがおり、名前を高賀紘之信という名前で俳優として活動しています。高校卒業後サンフランシスコで3年間語学留学していました。

また、一部ではプロボクサーとして修行中という話もあります。さて、ばんばひろふみさんは現在、関西を中心に活動中、ラジオ関西やFM COCORO等でレギュラー番組を持つなど精力的に活動中です。

ミュージシャンとしては、同世代のミュージシャンたちとブラザーズ5を結成し良い感じの音楽活動を継続しています。また、所属事務所もハロープロジェクト等の所属で知られるアップフロントクリエイトに所属しています。


スポンサーリンク

続いては高山弘さん、バンバンを1975年に脱退し高山弦でソロデビューしました。本人作詞作曲によりレコードをリリースしていましたが、売れず1992年『心凍らせて』をリリースしその後2年にわたりロングヒットを記録しました。

現在もソロ歌手として、ブラザーズ5やバンバンの再結成時に関与するなど歌手としての活動も忙しいようです。所属事務所はJPROOMです。

今井ひろしさんについては、バンバン解散後ソロ活動をしていましたが、現在は活動を行なっておりません。また、2002年にバンバンの再結成ライブでステージに上がり元気な姿を見せていました。

高尾稔さん、上山信博さんについては現在芸能界にいない可能性がありますし、活動状況は不明です。首藤英信さんは音楽出版の社長をされていたようです。現在ホームページにアクセス出来ない状態となっています。

やはりメンバーの中でもボーカリストなどはグループ解散後も、活動がしやすい状況はあるようですね。

さて、最後にバンバンの代表曲『いちご白書をもう一度』この曲の誕生までの経緯を書いて行きます。バンバンがリリースするシングルレコードが売れず音楽活動に行き詰まりを感じていたそんな時ばんばひろふみが、荒井由実の曲を聞いて、この人に曲を書いて欲しいと思いあらゆる伝を使い松任谷正隆氏にたどり付きました。

そして紆余曲折あり、プロデューサー前田仁氏を通じて荒井由実に曲を依頼、しかし題材がなく荒井由実が前田仁氏に逆取材。その結果学生運動や逮捕された話などを聞いて『いちご白書をもう一度』が誕生しました。

その後、様々な歌手に歌い継がれ未だに有名な曲となりました。また、オリコン1位も獲得し、1976年のヒット曲となりました。

まとめ

フォークグループでありながら、自分たちの主張も入れず売れるために他者への楽曲依頼を積極的に行なうなど、現在のJ-POPのブレイク方法の源流ではないかと思うほどです。

また荒井由実以外にもさだまさしや谷村新司に作詞を依頼するなど他者との交流も盛んに行なわれており、ある意味フォークとして一括りとされてしまいますがニューミュージックへ片足を突っ込んだグループとも言っても過言ではありません。

〔amazon〕バンバンのCDはこちら。

スポンサーリンク

関連記事


-男性グループ