オフコースの結成からの経歴。「愛を止めないで」「さよなら」の誕生秘話は?
2017/08/08
出典:〔amzon〕1982・6・30武道館コンサート [Blu-ray]
オフコースの結成からの経歴などを今回は色々と掘り下げて行きます。
プロフィール
- グループ名 オフコース
- 活動年 1969年~1989年
- レコード会社 ユニバーサルミュージック
解散時のメンバー
- ボーカル・ギター 小田和正
- ボーカル・ギター 鈴木康博
- ベース・コーラス 清水 仁
- ドラムス・コーラス 大間ジロー
- ボーカル・ギター・ハーモニカ 松尾一彦
結成からの経歴。「愛を止めないで」「さよなら」の誕生秘話は?
グループ名のオフコースの名付け親は、小田和正と鈴木康博の出身高校聖光学園のOBが名付け親だと言います。意外とちゃんとした意味があるのかな?なんて思っていると、あまり意味が無いという事が多いですよね。
別の説では小田和正が建築の勉強を辞めて、音楽の道へ進んだことでオフコースと名付けたと言う説もあります。
オフコースのスタートは1964年、クリスマスパーティーで生演奏をするため、結成された物でした。当時のメンバーは、小田和正、鈴木康博、地主道夫、須藤尊史の4名。その後在学していた学校の学園祭に出演するために練習を重ね、見事出演する事が出来ました。
高校卒業後それぞれ進む道はバラバラになるが、時より集まっては練習を重ね1967年~1969年まで横浜で開催されていたFolkSongの・・・というイベントに3回出場し、3回目の出場を最後に解散するつもりだったようです。
しかし、なぜかその翌年ヤマハライトミュージックコンテストの仙台エリアからに出場しました。
なぜ仙台から出場したかというと、関東地区から出場するより仙台地区の方が楽かも知れないと高を括っていたようです。しかし、実際は演奏レベルが高かったらしいのですが、なんとか東北地区で優勝を勝ち取り全国大会へ出場。
全国でも優勝する自信はあった物の、結果2位優勝は赤い鳥でこれをきっかけにギターの鈴木康博は企業の内定を蹴り、音楽に没頭小田和正も早稲田大学大学院に進学し音楽を続けました。
この大会の翌年、1970年に『群衆の中で』でメジャーデビューしました。グループ名もジ・オフコースという名前で、メンバー構成も小田和正、鈴木康博、地主道夫の3人で活動をスタートしました。
しかもこの曲はオフコースのメンバーが作った物では無く、元々あった曲に同じく作詞家コンテストの応募してきた山上路夫の歌詞を付けた物となり、この曲はオフコースのベスト盤にも収録されていません。
デビュー当時の音楽性は、オシャレなポップスでは無くFolkSongを意識した楽曲やコーラスを意識した楽曲が中心となり迷走状態が続いてしまいます。シングル曲も3曲目までは他人の楽曲を歌っていましたので、イマイチな状態でした。
結成から7年間売れることはありませんでしたし、オリジナルメンバーだった地主道夫さんが建築家になるため、音楽を離れるなど紆余曲折を経験しました。
その後、バンドメンバーもチェンジしサウンドもキーボードやシンセサイザーを入れるなどし、お洒落さを付け加え成功していったのです。都合20年の活動を1989年に終わらせてそれぞれの道へと進んでいきました。
続いてはオフコースの楽曲、『愛を止めないで』と『さよなら』について書いていきます。
『愛を止めないで』は1979年1月20日にリリース、当時は7インチシングルとして発売されました。
当時はオリコン31位を記録しました。ファンの中からはいきなり抱きしめようという歌詞が下品であると言う非難の声も上がったが、小田和正の透明感のある声がその下品さを中和しているように感じます。
この曲がなぜ再び脚光を浴びたかというと、フジテレビのドラマOUR HOUSEの主題歌に起用され、オフコースもこの曲も知らない世代に響いたことでした。ドラマの視聴率は低視聴率であるとネットニュースを飾り立てたが、『愛を止めないで』だけは再び輝くチャンスを貰ったことになります。
続いては『さよなら』について書いていきます。この曲のヒットでギターボーカルの鈴木康博が脱退したとも言われる曰く付きの楽曲とも言えます。1979年12月に発売されたこの曲ですが、オリジナルアルバムには未収録。
しかし、オフコースのベストアルバム『SELECTION 1978-81』には収録されました。この曲は売れることを意識して書いたと小田和正が語っているとおり、ミリオンセラーを記録した大ヒットソングとなりました。
また、この曲は歌詞を間違えて録音したと小田和正が語っています。
(以下URL:https://ticketcamp.net/live-blog/oda-kazumasa-sayonara/)より引用
この曲の詩は「僕は思わず 君を抱きしめそうになる」だったが間違えて「僕は思わず 君を抱きしめたくなる」と録音してしまったことを悔やんでいるそうです。
小田和正さん自身もこの曲は何度も歌っており様々なバージョンが存在します。
まとめ
楽曲は時代を超えても良い物は必ず輝くという事を今回は確信しました。今後もオフコースの伝説は生きて行くだろうと思います。
オフコースの小田和正以外のメンバーは現在何してる?再結成は?