ハニー・ナイツの現在。メンバーは?「ふりむかないで」「妖怪人間ベム」の誕生秘話は?
出典:〔amazon〕青春歌年鑑 1969 BEST30
アニソンから、ポップスまで歌いこなしたハニー・ナイツを今回は掘り下げて行きます。
プロフィール
- グループ名 ハニー・ナイツ
- 活動開始 1959年~1974年
メンバー
- 葵まさひこ リードシンガー
- 宍戸二郎 セカンドテナー
- 赤間寛 バリトン
- 野村忠久 バス
現在。メンバーは?「ふりむかないで」「妖怪人間ベム」の誕生秘話は?
現在ハニー・ナイツは解散してしまいその後、復活などの動きが無いままです。ではメンバーはどうなっているのかを掘り下げて行きます。リードシンガーの葵まさひこさんは、ハニー・ナイツ解散後つのだ☆ひろさんのメリージェーンの編曲を手掛けるなど音楽家として活動していました。
しかし、1984年9月に肝硬変で亡くなりました。47歳で今の時代でも若くして無くなったと言う感じは否めません。また、つのだ☆ひろさんの兄漫画家のつのだじろうさんと同じ病室に入院していたこともあり、病院を抜け出しお酒を飲みに出かけ相当やりたい放題な入院生活をエンジョイしていたようです。
続いてはセカンドテナーの宍戸二郎さん、解散後の活動状態は不明で現在もどこかで音楽に携わっている可能性はあると思います。しかし、誰のレコーディングに参加したなどの詳細データがありませんでした。
続いてはバリトンの赤間寛さんです。2017年10月17日に放送された『家、ついて行ってもいいですか』で声を掛けた人がなんと赤間寛さんでした。高円寺に現在も住んでおり音楽活動を現在は引退しています。
ハニー・ナイツを解散したあと音楽活動はやってはいけないと思い、一般企業に転職し生活を営んでいるようです。番組では高円寺のお祭りに来ていたので、タクシー代では無くお祭りの食べ物代を出す代わりに家を見せて貰う約束を取り付けました。
現在はお孫さんもいて、家族に恵まれていてとても幸せそうに見えたようです。最後に野村忠久さんですが、こちらは現在どの様な生活をしているかどうかは解りません。最後にハニー・ナイツの楽曲「ふりむかないで」「妖怪人間ベム」について書いて行きます。
まずは「ふりむかないで」作詞 池田友彦、作曲 小林亜星、エメロンのリンスCMソングに起用されたため耳なじみがあるという人もいるかもしれません。楽曲自体はムード歌謡曲の仕上がりとなっています。
昭和の時代によくある感じの楽曲で4声が綺麗にハモりを入れており今の時代でも充分聴くことは出来る楽曲ですが、アンティーク感は否めない物です。また、ザ・ピーナッツや
Wink歌ったふりむかないでとは全く別の楽曲と考えて下さい。
続いては「妖怪人間ベム」この曲はアニメありきの楽曲で、時代が経って楽曲の完成度が高いと評判になりましたが当時はこの曲が流行っていたかどうかも解りませんでした。また、妖怪人間ベム自体は昨年東京MXテレビにてギャグアニメとして放送されるなど新たなファンを獲得しそうな勢いがあります。
また、ドラマで実写化されるなど注目されている作品の一つかもしれません。
まとめ
今回はハニー・ナイツを掘り下げてきましたが、楽曲の秘話が意外と少ないことに驚いてしまいました。やはりグループはやり続けないと存在している意味はあまりなくて人の記憶にも刻まれることは無いと思います。
ハニー・ナイツは知っている人はいますが、他のグループのように色んなエピソードが転がっているというレベルにまでは至らない物で、これといった確信を付くような物は有りませんでした。また、レコーディングした曲は5000曲を超えているという脹ベテランコーラスグループである事は間違いなくもっと取上げられても良いなそんな感想を持ちましたね。
またメンバーも調べたところ4人のうち2人は既に他界していると言うことなのでグループ再結成はとても無理であるというのは間違いないようで、今後楽曲だけが誰かに歌い継がれていくことになります。