フォークデュオ ウィッシュの現在。歌手活動している?結婚は?「御案内」の誕生秘話は?
出典:〔amazon〕ポプコン・マイ・リコメンド ウイッシュ
今回はフォークデュオ ウィッシュを色々な角度から掘り下げて行きます。
プロフィール
- グループ名 ウィッシュ
- 出身地 福岡県
- カテゴリー フォークグループ
メンバー
- 伊豆丸礼子
- 伊豆丸幸子
現在。歌手活動している?結婚は?「御案内」の誕生秘話は?
ウィッシュについては、2002年に福岡で30年目コンサートを開催しました。その後は表舞台への出演はしていないようです。グループ自体は活動休止という考え方で良いと思います。(あまりメディアで紹介されないところで活動している可能性もありますが)
さてメンバーの現在についてですが、姉の伊豆丸礼子さんについてですが、現在はアカペラ・ゴスペルの講師として活躍しているようです。現在は結婚し沢れい子として活動を継続しています。
150名の生徒を抱える、人気講師になっています。いつでもグループ活動に復帰できるようにこの様な仕事を選んだのかもしれません。この仕事であればいつでもステージに立てるだけの歌唱力をキープすることが可能ですからね。
妹の伊豆丸幸子さんは、一時ラジオパーソナリティーやCMソングなどを歌う芸能活動をしていましたが、現在は広告代理店に勤務しています。音楽だけで生計を立てるのはとても難しいので一般の仕事をしているのかもしれませんね。現在は二人とも結婚しお互いに家庭を築いているため、活動再開は難しい可能性がありますね。
続いては楽曲『御案内』について書いていきます。1972年にヤマハ主催のポピュラーミュージックコンテストに入賞し、同年9月にワーナーパイオニアからデビューを飾りました。
オリコンでのセールスデータは、33位に入り込む中ヒットを記録しました。デビューシングルからこのヒットは素晴らしい物だと思います。作詞・作曲は伊豆丸礼子さんでした。『きょうお葬式をします』と言う衝撃的な言葉から始まるこの曲です。
歌の内容は失恋ソングと捉えて良さそうで、特定の誰かに向けた自殺の歌でも無さそうなのでインパクトは強いけど、内容は女性の心情を落とし込んだフォークソングと言えます。
当時は人気司会者土居まさる氏に『こんな歌詞を書いてはいけない』と注意をされる程だったようです。
人の死生観はこの時と現在を比べても変化はしていないようですし、軽く死や自殺を扱うとその歌は放送禁止歌とされてしまい、大手メディアでは放送されなくなります。そうなると歌を売り物にしているレコード会社にとっては売上げを稼ぐ事が出来ないので打撃を与えられてしまいます。
そのため死や自殺は例え根拠があって書いたとしても、あまり好印象で受け取られることはありません。『御案内』もそんな感じだったのかもしれません。しかし、人の心を捉えることは出来たようですね。
インパクトを掴むために意図的に、お葬式を歌の中に登場させたのか?制作意図は見えてこないことが残念です。しかし、デビュー曲としてはとても成功したように思えます。しかしその後活動自体は2年ほどで終了してしまいました。
デビュー曲ほどのインパクトを世間に与える事は出来なかったようです。シングル4枚アルバム2枚で活動を終了しました。
まとめ
今後の活動展開は周年時期に再び活動する可能性がありますね。それ以外はお互いの場所で活動を続けて行く可能性はとても高いです。しかし、メジャーデビュー前に吉田拓郎さんにスカウトを受けていたというのは少し驚きでした。ヤマハのポプコンではなく、もし吉田拓郎さんのプロデュースを受けていたら、どんな曲を歌いどんなアーティスト人生を過ごしているのか?興味はありますね。
恐らく吉田拓郎さんが作詞作曲をして、華々しくデビューを飾ることが出来た可能性がとても高いですね。しかし、その話を断りオリジナルに拘り活動を継続したのは偉かったと思います。
結果的にはあまり売れませんでしたが本人達は、満足しているのかもしれませんね。