フォークグループ 日暮しの現在。メンバーは何してる?「いにしえ」の誕生秘話は?
出典:〔amazon〕日暮し
7年間に渡り活動した日暮しを掘り下げて行きます。
プロフィール
- グループ名 日暮し
- 活動期間 1972年~1979年
- カテゴリー フォークバンド
メンバー
- 榊原尚美 1954年2月5日 ボーカル、キーボード、 東京都出身
- 武田清一 1950年1月31日 ギター、ボーカル 岩手県出身
- 中村幸雄 1950年3月2日 ギター、ボーカル 東京都出身
- 野間善男 1950年生まれ ギター 東京都出身
現在。メンバーは何してる?「いにしえ」の誕生秘話は?
グループは具体的にライブやマスメディアへの露出はしていません。しかし、2016年10月に過去にリリースされた『ありふれた出来事』と『記憶の果実』が復刻版としてリリースされ、且つ2017年1月25日に未発表曲を含んだ新作『Everlasting -Higurashi Unreleased & Rare Tracks-』をリリースしました。
この新作リリースについては、日暮しを聞いていた周囲の人たちの声や、本人達の思いが形となって実現した話のようです。日暮しというグループは過去にヒット曲を残しているのでレコード会社がゴールデンベスト的な作品をリリースしますが。この内容に本人達が納得できないまま現在まで過ごしてきたようです。
そのため色々な伝を辿り、時間を掛けて形になった物でした。しかし、これ以上の活動は決まっていないので、CDやレコードを聴いてノスタルジックな時間を過ごすしかないと思います。
続いては日暮しのメンバーの現在について書いていきます。ボーカルとキーボードを担当していた榊原尚美さんは日暮し解散後、杉村尚美に芸名を変えてソロ歌手として活動していました。
レコード会社も当時設立されたばかりのポリドールレコードに所属し、1981年に『サンセットメモリー』をリリースし日本テレビのドラマ『炎の犬』の主題歌として使われ、ヒットソングとなりました。
現在は、音楽業界から引退し地域で音楽活動を継続しています。ギター、ボーカルの武田清一さんは、日暮し解散後ジャズボーカル評論家に転身しました。日本とアメリカを行き来しており、多忙な日々を過ごしていました。
また、2008年から喫茶店オーナーとなり現在も経営しております。またレコード収集家という顔もあり、3000枚所有しており今後も珍しい作品が出現すればもっと枚数が増える可能性は否定出来ませんね。
ボーカルギターの中村幸雄さんは、日暮し解散後レコーディングエンジニアに転身その後総菜屋を継ぐため、音楽の業からは身を退いています。最後にギターだった野間善男さんは日暮しに1年しか在籍しておらず、その後地道に音楽活動を続けているようです。
しかし、詳細は不明です。現在のところ音楽と関わって生きている人は武田清一さんのみとなってしまったようです。確かにグループが解散してしまうと、よほどの音楽的才能と出逢いが無いと音楽活動を続けていく事は難しいと思います。
そのため調べると一般の仕事に戻る人も少なくありません。やはり夢の世界という事なのでしょうね。続いては日暮しのヒット曲『い・に・し・え』について書いていきます。この曲は日暮しのとって6枚目のシングルに当たります。
作詞・作曲は武田清一さん、読売テレビで放送されたドラマ『恋歌』の挿入歌として使われ20万枚を超えるヒット曲となり、ロングセラー作品となりました。シングル9枚をリリースしましたが、グループ最大のヒット曲となりました。
まとめ
今回日暮しを取上げてみました。しかし、音楽活動を3人揃って行う可能性は0に等しいですが、メンバー中は良い様です。既に色々な場所で新たな生活を続けているので、音楽に情熱を傾けるのはちょっと厳しいようです。
しかし、日暮しぐらいからドラマ主題歌というタイアップ作品が少しずつ増えるパイオニア的な存在だったのかもしれませんね。現在では当たり前の形態ですが、この当時は相当珍しいやり方だったのかもしれません。