バンド ファニー・カンパニーの現在。メンバーは何してる?「退屈はあぶくになって」の誕生秘話は?
1970年代に活動していたファニー・カンパニーを色々な角度から掘り下げていきます。
プロフィール
- バンド名 ファニー・カンパニー
- カテゴリー ロックバンド
- 活動開始 1971年から1974年
現在。メンバーは何してる?「退屈はあぶくになって」の誕生秘話は?
バンド自体は解散しており、現在復活の動きも見られていません。メンバーの中に他界された方もおり、既に復活という形態を取ることも難しい状況と思われます。今後は過去作などを聞くしか無いようです。
ここからは在籍したメンバーについて書いてきます。
桑名正博 (ヴォーカル、ギター) 1971-1974
バンド解散後、1977年にソロボーカリストとしてデビューし、5枚目のシングル『セクシャルバイオレットNo.1』が大ヒットしてスターダムを駆け上がりました。イケメンだったため歌手としての活動の他、俳優としても活動していました。
晩年はソロボーカルとしてだけではなく、新たにバンドを結成するなど音楽活動に邁進していました。プライベートでは、歌手のアンルイスと結婚し息子美勇士さんがいます。その後離婚し、再婚。息子が生まれ、その息子もミュージシャンとして活動しています。
2012年自宅で倒れ、意識不明の状態となりそのまま他界されました。まだ、59歳という年齢でした。
栄孝志 (ヴォーカル、ギター) 1971-1974
現在もソロとして音楽活動をしておりますが、近年はどの様な活動をしているのかはわかりません。
横井康和 (ベースギター)1971-1973
バンド解散後は、ミュージシャン仲間と新たなバンドを組んだりしていました。ロスに移住してから他のバンドの再結成に尽力し、パルスというグループも結成するなどミュージシャンとしての活動も行いました。
また、クリエイターとしての才能を発揮して小説なども執筆しています。
古宇田優(オルガン)1971-1973
現在の音楽活動については不明です。
辻宗一郎(ベース)1973-1974
現在の音楽活動に関しては不明です。
西哲也(ドラムス) 元THE M(バンド)|THE M、ファーラウト 1972-1974
原宿のライブハウスクロコダイルの店長を務めていた。と言うブログを発見しました。記事が書かれたのは2009年の3月です。元ハウンドドッグのベーシスト鮫島秀樹さんのブログに書かれています。
ライブハウス自体は現在も営業されています。しかし現在も店長を務めているのかまでは解りませんでした。
ロメル・アマード(ギター)1973-1974
Romel Amado & The Red Dogsを結成して音楽活動をしていました。2018年の時点でバンドを組んでいたドラムスの島田和夫氏が死去し、現在はフェスを主催して頑張っています。
ここまでは、バンドメンバーについて掘り下げてきましたが、音楽業界に残っている人が多く、それぞれの道を進んでいると言うイメージがあります。続いては「退屈はあぶくになって」について書いて行きます。この曲はアルバム『ファニー・カンパニー』の2曲目に収録されている楽曲でシングル曲などではありません。最近聞かなくなった骨太のロックンロールであり、個人的には今聞いてもカッコいい、それが感想です。
ファンクとロックがうまく融合できており、カッティングなのか?ワウペタルを踏んで演奏しているのかはわからないが、最近ではあまり作品として出てくることが少ないタイプの楽曲だと思いました。
名曲って時代は関係ないなと改めて感じた次第です。
まとめ
今回は、ファニー・カンパニーというバンドについて記事を書いてきましたが、楽曲はカッコいい物をやっていたんだとYouTubeで聞いて認識しました。音楽的にもテクニシャンの集まりだったので個性がぶつかりバンドもあまり長く続かなかったのかなと感じてしまいます。
今後については、このような骨太ロックバンドは出てこないであろうと感じさせる物でした。また、活動期間がとても短くそれだけ凝縮された時間で音楽をやったのかと思ってしまいました。