グループ・サウンズ オックスの現在。メンバーは何してる?「ガールフレンド」「スワンの涙 」「ひとりの電話」の誕生秘話は?
失神バンドの異名を持つGSグループ、オックスを色々な角度から掘り下げます。
プロフィール
- グループ名 オックス
- カテゴリー GSバンド
- 活動開始 1967年~71年
現在。メンバーは何してる?「ガールフレンド」「スワンの涙 」「ひとりの電話」の誕生秘話は?
オックスは、現在解散しておりその後再結成をしたと言う話は聞こえてきません。今後も恐らく無いと思います。オリジナルメンバーが1人亡くなっているため純粋な再結成は不可能な状態となりました。
続いてはメンバーは現在何をしているのか?について書いて行きます。
福井利男 リーダー、ベース
オックスの後ローズマリーに加入、渋谷でクラブ経営をしているという話です。芸能界には関わっていないようです。
野口ヒデト ボーカル
現在は真木ひでと名義で活動中。1991年に元気の星をリリースし大塚製薬オロナミンCのCMソングに起用されて、元気な歌声を世間に届けました。その後は演歌に転向し2020年に陶酔・心酔・ひでと節!がソニーレコードからリリースされました。
NHKエンタープライズやAmazonでも購入出来るようです。興味のある人は聞いてみてください。
赤松愛 オルガン、ボーカル
現在は芸能界を引退し家業を継いで企業経営者、芸能界は引退しています。
岩田裕二 ドラムス
音楽プロデューサーになっていると言う情報があります。具体的に誰を世の中に送り出したのかの情報はありません。しかし、バンドハリマオ結成の際はマネージャーとして背後から支えたという話もあります。
岡田志郎 ギター
2016年の時点で西麻布の居酒屋オーナーです。音楽との関わりは1970年代中盤に、ビーイングの創始者長戸大幸氏と知り合いコンサートバックアップをしているという話でした。また、寺尾聰のバックでギターを弾いているようです。
田浦幸 オルガン
2010年1月27日、59歳で他界しました。
メンバーはそれぞれの道へと進んでいます。既に亡くなってしまったメンバーも存在するので純粋な再結成は無理な状況です。続いてはオックスの楽曲「ガールフレンド」「スワンの涙 」「ひとりの電話」について書いて行きます。
「ガールフレンド」は、作詞:橋本淳、作曲・編曲、筒美京平のコンビで製作されました。女性に思いを寄せるアイドルソングであり、ラブソングと言うほど直接的な思いをぶつけたものではありません。因みにオリコン6位でした。
しかし、1960年代にはこのような楽曲が流行っていたのかもしれません。時代とは合っていないとは思いますが、この当時のリスナーは魅了された可能性があります。「スワンの涙 」作詞・作曲はデビュー曲と同様です。
現在でも聞いていたり、カラオケで歌う人もいたりするほどの名曲でオックスが好きだった人には名曲のようです。今聞いても歌は上手いということは解りますが、曲については時代もあり今聞くとあまり良さが解りませんが、因みにオリコン7位です。
「ひとりの電話」作詞、上田公彦 作曲、筒美京平のコンビで制作された楽曲で1人で留守番しているときに電話を掛けている歌です。コーラスが入りテンポ的にはミディアムのエイトビートですが、リムショットを使っているためあまり重厚な音であるというイメージが沸かないドラムスです。
どういった意図でこの曲が制作されたかのエピソードはありませんでした。この曲は甘い歌声は健在だと言えます。
まとめ
オックスを見た観客は失神すると言う事で未だに伝説に残っているGSの一つです。当時はあまり刺激的なコンサートはなくルックス的にも当時としてはカッコいいと認知されていたということなのでしょう。
ライブを見て失神者が出るというのは令和となった現在でももう出てくることは無いと思います。現在ライブを鑑賞するような人達は冷静なので失神に至ることはまずないだろうしそこまでコンサートに対して免疫がないという人も少ないかもしれません。
ライブの内容などはYOUTUBEでみる事が出来ますし、事前に予習が出来ますからね。