歌手小川順子の今現在。結婚してる?「夜の訪問者」「男の世界」の誕生秘話は?
1970年代に活躍した歌手の小川順子さんを色々な角度から掘り下げて行きます。
プロフィール
- 芸名 小川順子 (本名 尾川順子 )
- 生年月日 1957年1月14日
- 出身地 広島県呉市仁方町
- カテゴリー 歌手
- 活動期間 1975年~1977年
今現在。結婚してる?「夜の訪問者」「男の世界」の誕生秘話は?
1978年に歌手活動を引退すると、その後表舞台に出てくることはありませんでした。引退理由は母の看病のためという事で家庭の事情です。したがって現在歌手活動は全く行っていません。
結婚しているのかについては、結婚しておりお相手は医師の赤枝恒雄氏。性感染症などの啓発などに積極的に取り組んでおり、一時自民党から公認を受けて衆議院選挙に立候補し当選、2017年自民党から公認が得られず政界を引退しました。
しかしながら現在赤枝医院を東京都多摩市関戸2丁目69−3、京王線聖蹟桜ヶ丘駅で営んでいます。近年は、性感染症について取り上げるマスコミが極端に少ないためマスメディアへの露出は減少しています。
本来であれば性教育やそれに纏わる病気というのは日常的に取り上げるべき話題ですので再びマスコミに出演されても良いのではないかと考えてしまいます。夫が医師と言うことから考えても歌手活動はしなくても良い感じです。
ここからは歌手の小川順子さんの楽曲「夜の訪問者」「男の世界」について書いて行きます。「夜の訪問者」は小川順子さんにとってデビュー曲に当ります。楽曲のタイトルからバラードを想像しがちですがタイトルの割には明るい楽曲のイメージです。
あえてミスマッチを演出したのか?と勘ぐってしまいます。歌声は特に気になるところもありませんでした。作詞は、石坂まさを、作曲、城賀イサムのコンビで製作されました。作詞家石坂まさをというと、藤圭子さんの『圭子の夢は夜開く』の作詞者としても有名です。
歌詞の内容は、主人公の女性の夢の中に現われる空想の男性を思う歌なのか?ベタに不倫の歌なのかは不明ですが、いずれにしても少し明るい雰囲気を持った楽曲です。小川順子さんが順心女子学園高校在学中にリリースした楽曲で大ヒットしました。
因みにリリースしたこの年レコード大賞新人賞を受賞しました。争った相手は細川たかし、太田裕美、岩崎宏美、片平なぎさと強敵揃いでした。新人賞が取れなかった他の4人の
その後の活躍を観てみることにしましょう。
細川たかしさんは、後に北酒場がヒットして押しも押されぬ歌手になりスターダムを駆け上がっていきました。現在でも演歌歌手として抜群の知名度を誇っています。太田裕美さんはその後木綿のハンカチーフがヒットし、歌手としての地位を固め現在も活動を継続しています。岩崎宏美さんは、『シルエットロマンス』、『聖母たちのララバイ』等ヒットを連発女優としても活動しています。
片平なぎささんは、アイドル歌手でデビューしたあと女優に転身しました。今は2時間ドラマの女王となっています。このように歌手として新人賞は取れませんでしたが、その後大活躍している人が多い世代とも言えます。
「男の世界」は、作詞は、石坂まさを、作曲、城賀イサムのコンビで制作された楽曲でデビュー曲と比べるとそこそこ売れたという楽曲です。こちらも明るい感じの楽曲で男の世界を優先させる男に恋する女の歌です。
歌は下手では無いのですが、デビューシングルのインパクトが強すぎてそれ以降あまり響かなかった可能性があります。その後も作品リリースを続けましたが、世間に響く楽曲をリリース出来ずに芸能界引退を発表しました。
まとめ
今回は、小川順子さんを掘り下げてきましたが、歌の新人賞は取れましたがその後の芸能活動はとても上手く行かず、それと同時に母親の看病をしなければならず引退したという悲しい理由があります。
しかしながら、現在は医師と結婚して幸せな生活を送っており歌手に復帰をする必要が無い生活をしているようです。今後は過去にリリースした作品を聞いて小川順子さんを思い出し懐かしさに浸ると言う聴き方しか出来ない様です。