しばたはつみの死因と歌手としての評価。「マイ・ラグジュアリー・ナイト」「化石の荒野」の誕生秘話は?
出典:〔amazon〕しばたはつみ ゴールデン☆ベスト~マイ・ラグジュアリー・ナイト~
1970年代に、活躍した歌手のしばたはつみさんを色々な角度から掘り下げて行きます。
プロフィール
- 氏名 しばたはつみ
- 生年月日 1952年4月11日
- 活動開始 1968年
- カテゴリー 歌手
死因と歌手としての評価。「マイ・ラグジュアリー・ナイト」「化石の荒野」の誕生秘話は?
調べて見てわかったことですが、既に2010年3月27日に他界されています。死因は急性心筋梗塞でした。年齢は、57歳でしたが現代の平均寿命から考えればやはり早いといっても過言ではありません。
因みに、女性の平均寿命は87.14歳(2017年のデータ)ですからどれだけ早いかは解って貰えると思います。今後は元気な年寄りが増えていくことと、それに追いつかない社会情勢のアンバランスが問題でもあります。
歌手としての評価はどうだったのか気になって調べて見ました。インターネット上の評判ではパンチの効いた歌声の持ち主であり、声が伸びやかに出るそんな歌手だったようです。また、芸能界に幼少期からいてもっと人気が出ていても良い歌手であったというのが専らの評判です。
ルパン三世の映画ロシアより愛をこめてのエンディングテーマも歌われており、TBSの歌番組サウンドインSにレギュラー出演されており、日本でもかなりの知名度を持っていましたが世界に出るともっと評価は高いようです。
マジョルカ音楽祭や東京音楽世界大会にも入賞しており、サントリーのウイスキーのCMソングでサミーデービスジュニアの相手役としてCMにも出演しました。晩年は解りませんが若いうちに色々な物を手にしてしまったそんなイメージですね。
続いてはしばたはつみさんの楽曲「マイ・ラグジュアリー・ナイト」「化石の荒野」について書いて行きます。「マイ・ラグジュアリー・ナイト」は作詞を来生えつ子、作曲を来生たかおというゴールデンコンビによる作品です。
しばたはつみさんにとっては7枚目のシングルであり、この曲で紅白歌合戦にも出場しました。続いては「化石の荒野」は17枚目のシングル、角川映画で同タイトルの映画も公開されています。
作詞は阿久悠、作曲は萩田光雄のコンビで作られて、角川映画の主題歌という事ですからヒットが期待されましたが、芳しくなかったようです。
まとめ
実力がありながら評価されない歌手はいますよね。やっぱり少し出来ないところがあるぐらいの方が日本人は好きなのかなそんな事を考えてしまいます。その方が応援のしがいがあるだからこそ応援したいという気持ちになるのかもしれません。
逆に実力がありすぎると、あの人は上手いんだけどねという事でそれ以上何も広がらないそんな感じになってしまいますね。そのため実力よりもあどけなく出来ないフリをさせて置く方が世の中から注目されやすい状態となります。
アイドルグループを見ていてもわかりますけど、踊りが踊れない、歌の音程がイマイチという方が最初は売れやすいその方が、成長過程を見たいというファンの母性を刺激するからでしょうか?
それで成功したのはモー娘。とAKB、モー娘。はテレビのバラエティー番組の中で選考過程を見せておいてその子たちが少しずつレベルアップしていくのが楽しみとなって全国的人気を手にしました。
そのようにして出来ていく過程を見せる事によって、すべてを知ってる気分となって人気を掴むことが出来るのでしょう、しばたはつみさんの経歴を考えると、実力のありすぎる歌手という事で世間受けはあまりしなかったようですが、その時代に聞いていた世代の人たちには大きなインパクトを残していったようで、歌手としての評判が高いことに驚いてしまいました。他界する直前はベストアルバムなどのリリースが主でそれ以外の新作は出ていない感じがあります。
今後も伝説の歌手と言われていく可能性はとても高いですし、またどこかでアーティストとして評価される可能性はとても高いと思いますね。