モコ、ビーバー、オリーブの現在。メンバーの活動は?「海の底でうたう唄」の誕生秘話は?
2017/08/12
出典:〔amazon〕モコ・ビーバー・オリーブ/わすれたいのに+7 コンプリート・コレクション
ニッポン放送で放送されていた『パンチ、パンチ、パンチ』に出演されていたモコ、ビーバー、オリーブ、について今回は掘り下げて行きます。
プロフィール
- グループ名 モコ、ビーバー、オリーブ
- 結成年 ?
- 所属レコード会社 ?
- 所属事務所 ?
メンバー
- モコ(高橋基子)
- ビーバー(川口まさみ)
- オリーブ(シリアポール)
現在。メンバーの活動は?「海の底でうたう唄」の誕生秘話は?
現在は活動していないと言えます。メンバーの活動についてはモコこと高橋基子さんは、東京で仕事をしていた時期もあります。しかしその後結婚し旦那さんの仕事の関係で広島へ移住、広島でもローカルタレント的な仕事をしていたようです。
しかし現在はそれも辞めてしまいタレント活動もしていないようです。ビーバーこと川口まさみさん。現在消息不明と言うことで一般人に戻られているようです。最後にオリーブことシリアポールさんはアメリカで音楽関係の仕事コーディネーターを務めているという話です。
現在はそれぞれの居場所で頑張っているようです。今後も表舞台に出てくる事はないであろうと思います。では、モコ、ビーバー、オリーブのブレイクのきっかけとなったラジオ番組『ザ・パンチ、パンチ、パンチ』について書いていきます。
この番組は、ニッポン放送で放送されていた月曜~金曜の帯番組で23:40~23:55分の15分番組で放送期間は1967年から1982年までと長く、放送開始当初から北海道、岩手、東北、信越、大阪、山陰、中国、鹿児島とネットされていました。
平凡パンチは当時の男性向け週刊誌、ファッション、風俗、グラビアなどを網羅しているバイブル的な雑誌であり、当時の若者には刺激的な雑誌で有ったことは間違い無く現在で言うとプレーボーイ(日本版)やSPAのような役割を果たしていたのかも知れません。
平凡パンチ一社提供の番組で、モコ、ビーバー、オリーブは初代アシスタントでした。決定方法はオーディションであり、色々な試行錯誤をしながら決定されたようです。番組内容も当時の若者が感心を示しそうな政治や世相、風俗、芸能など多岐にわたりました。
現在ではラジオを聴いたこともない、ラジオの存在も知らないという世代も存在しますが、
当時ラジオの地位はとても高く、インターネットがなかったこの当時はラジオがネットの代わりをしていたのかもしれません。
この番組の他、TBSラジオではパックインミュージック、ニッポン放送は、オールナイトニッポン、等深夜番組が流行り始めた時期でもありました。
話を『ザ・パンチパンチパンチ』に戻すと、基本は収録だったのである程度編集されて放送されていたようです。また、女性3人で番組を放送するというスタイルが斬新だったこともあり、15分では収まりきれない状況を上手く納めていたと思われます。
1971年に、番組パーソナリティーを交代しました。ラジオが相当な人に聴かれていたことを示す現象としてラジオ以外の方向へと3人の活動が伸びていくのです。それはレコードデビュー。
現在ではあまりぴんとこないかもしれませんが、ある程度この人ブレイクしたなとレコード会社関係者が感じるとレコードデビューが出来る環境にありました。そのためブレイクのステータスだったのかも知れません。
モコ、ビーバー、オリーブも4枚のレコードを発売しました。その中でも「海の底でうたう唄」の誕生秘話について書いて行きます。作詞は尾崎きよみ、作曲は関口直人で夫婦デュオルクプルがカバーしたことでこの曲を認知したという人がいるかもしれません。
しかし、当時どの様に制作されたのか等の話はなく、当時は「海の底でうたう唄」をリリースする事が出来たのかも知れません。売上げデータやその他の物も公表されていないため、詳細が不明となっています。
まとめ
当時は勢いに乗ればレコードをリリースする事も出来た良い時代と言うことも言えますね。
ラジオの懐かしい時代を想い出すきっかけとして、今一度聴いてみるのもいいかもしれません。
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