スリー・キャッツの現在。メンバーは何してる?「黄色いさくらんぼ」「香港チャチャチャ」の誕生秘話は?
1960年代に活躍したスリー・キャッツを色々な角度から掘り下げていきます。
プロフィール
- グループ名 スリー・キャッツ
- 活動期間 1959年~ ?年
- カテゴリー コーラスグループ
- 所属レコード会社 日本コロムビア
現在。メンバーは何してる?「黄色いさくらんぼ」「香港チャチャチャ」の誕生秘話は?
現在、スリー・キャッツの活動はしていません。今後もおそらく活動することはないと思います。続いてはメンバーが何をしているのか?について書いていきます。
小沢桂子 初代 メンバー
現在の芸能活動は不明です。Studio K & Rを運営している可能性もありますが、同姓同名という可能性もあります。
梅田和代 初代 メンバー
現在の音楽活動は不明です。
上原由里江 初代 メンバー
現在の音楽活動は不明です。
佐藤由紀 代役
現在の活動は不明です。
佐伯みち子 メンバー 2代目
現在の活動は不明です。
堀田直江 メンバー 2代目
現在の活動は不明です。
メンバー全員現在の活動はしていません。さすがに時間が経ちすぎていて芸能界で活動している人はいないようです。ここからはスリー・キャッツの楽曲「黄色いさくらんぼ」「香港チャチャチャ」について書いていきます。
「黄色いさくらんぼ」1960年3月18日に公開された同タイトルの映画の主題歌です。この楽曲はわずか一日で製作されています。理由は映画主題歌の話として持ち込まれましたが締め切りが翌日というタイトなスケジュールだったためです。
また、占い師が今年の流行色が黄色だというので楽曲タイトルに黄色を入れることを浜口庫之助さんが提案し通っています。また、原稿用紙がなかったためトイレットペーパーに歌詞を書いたといいます。
現在のトイレットペーパーは柔らかいので文字を書くことは恐らくできないのですが、昔のトイレットペーパーは固い素材で作られており拭き心地もあまりよくないものが多く粗悪なものでした。
この曲が発売されると空前の大ヒットソングとなりましたが、歌詞の中に出てくるウフンという言葉が現代的に言うとエロいと指摘を受けて放送禁止となってしまいました。因みにこれを提案したのは作曲家の浜口庫之助氏でした。
25万枚の売り上げを記録したにもかかわらず、放送禁止となったため第一回のレコード大賞を逃してしまいました。放送禁止とは、特に法律では定義づけされているわけではなく放送局やメディアの見識によるものです。
そのため現在は放送やメディアに乗せてOKである物も、5年10年後に社会常識が変化し放送禁止になってしまう可能性はとても高いです。これについては何が放送禁止に当たるか判りませんので今、見られているものに感謝する必要もあるのです。
その逆で昔は放送禁止でしたが現在では放送禁止でも何でもないというものになることもあります。因みに黄色いさくらんぼの歌詞のウフンについては現在放送禁止でも何でもないのでラジオなどにリクエストしてもおそらく問題なく放送されます。
エロスについてはだいぶ敷居が下がったからOKとなっているだけです。このように社会通念次第で表現の自由は歪められ、解放されるということになりえるのです。因みにこの曲の作詞は星野哲郎、作曲は浜口庫之助のコンビで製作されました。
続いては「香港チャチャチャ」、作詞星野哲郎、作曲服部良一氏のコンビで製作されましたが、セールスなどの詳細データはありませんでした。今後何かの形でエピソードが出てくる可能性があります。
まとめ
今回はスリー・キャッツについて掘り下げてきましたが、現在メンバーについてはほぼ動向がつかめないという感じです。さすがに時間が経過してしまいすぎてしまったという感じは否めないです。
また、「黄色いさくらんぼ」については楽曲について、歌詞の一部が放送禁止となっていたことに驚きでレコード大賞を逃してしまったというのは実にやるせない感じはあります。しかし令和の現代でもいつ何が放送禁止となるかは誰にもわかりません。