小林麻美の現在。歌手としても活動してた?「初恋のメロディー」「哀しみのスパイ」の誕生秘話は?
人気絶頂な時に、突如引退し極秘出産その後29年ぶりに芸能界に復帰した小林麻美さんを色々な角度から掘り下げていきます。
プロフィール
- 芸名 小林麻美(本名 田邊 稔子)
- 生年月日 1953年11月29日
- 出身地 福島県郡山市
- カテゴリー 女優、歌手、モデル
- 活動開始 1970年~1991年 2016年~
現在。歌手としても活動してた?「初恋のメロディー」「哀しみのスパイ」の誕生秘話は?
現在は、子育ても一段落したので2016年に沈黙を破る形で芸能界に電撃復帰を果たしました。一度は正式に引退したのでもう戻ってくることはないのでは?と考えたファンも多かったはずですが、芸能界から呼ばれる形で復帰したという考え方で間違いないと思います。
2020年3月に評伝「小林麻美 第二幕」をリリースし、日本画を15年習い同世代の女友達との旅行を楽しんでいる満たされた生活をしているようです。ここから先は、子供や夫のためではなく自分のために生きて行こうと吹っ切れた感じで第二幕をスタートさせています。
因みに、夫は田邊昭知さん。現在は田辺エージェンシーの社長でありGSのスパイダースのドラマーだったと言う、元ミュージシャンと言う経歴を持っています。スパイダースが解散して音楽界から身を退いたわけではなく、二代目ドラマーに座を譲って芸能事務所を立ち上げる形となりました。
その後芸能プロダクション田辺エージェンシーを立ち上げ、一時は様々なタレントを抱えていましたが、現在、由紀さおり、タモリ、堺雅人、研ナオコ、夏目三久、RIP SLYME、永作博美と数えるほどしかタレントが所属していない事務所になっています。
さて、小林麻美さんに話を戻しますと、高校在学中にタレントとしてCMキャラクターに選ばれて仕事を熟しますが、CM撮影の際に複雑骨折をして長期休業を余儀なくされました。
後に歌手としてデビューを果たしたため、イメージとしては歌手として認識している人が多いはずです。シングル12枚、アルバム6枚、ベストアルバム11枚、をリリースした歌手です。
しかし、歌手デビューした年齢が18歳と言う事もあり女優やタレントとして様々な仕事を熟すマルチな才能を持った人という認識です。さてここからは小林麻美さんの楽曲「初恋のメロディー」「哀しみのスパイ」について書いて行きます。
「初恋のメロディー」はデビュー曲で、イントロからアイドルソングらしい感じで始まり、歌の内容は女性側から見た別れ歌で、主人公の女性は別れを告げられる側という切ない歌ですが、アレンジがどこか暖かい感じがあるのであまり切ない感じでは聞こえてくることがありません。
因みに、作詞は橋本淳、作曲は筒美京平というコンビで作られました。「哀しみのスパイ」については1984年8月25日リリースの9枚目のシングルです。作詞は松任谷由実、作曲は玉置浩二、編曲は武部聡志。
丁度、「雨音はショパンの調べ」のヒット直後の新作リリースと言う事もあり豪華なミュージシャンが楽曲に絡んでいます。それに松任谷由実が本名で他人に歌詞を提供しているのが少し珍しいと感じますね。
松任谷由実が他人に楽曲提供を行う際には呉田軽穂というペンネームを使用しているため、これは珍しいと感じます。作曲の玉置浩二についても本来は作詞作曲も一人で熟せる人で他人に提供するときも自分ですべて熟して歌って貰う事が通例のパターンです。
アレンジャーもまた凄く、吉田拓郎が本気で遊んだプロジェクト。「ラブラブオールスターズ」でピアノを弾いていた武部聡志さんがアレンジを担当。ピアノのイントロを聴く限りクラシカルな曲なのか?と思わせて緊張感のあるポップスにがらりと変わると言うアレンジに仕上がっています。
まとめ
昔の女性芸能人は子供が生まれたら何となく引退という流れが出来ており、子供が生まれても芸能活動を継続する人は少なく、小林麻美さんもその流れに沿った形となりましたが、歌声を聞いてもデビューシングルは少し歌声が幼い感じでしたがリリースを重ねる毎に歌が艶っぽくなったそんな感じがありますね。
また、29年ぶりに復活となりましたが今後は歌手としても活動する機会がもしかしたらあるのでは?と期待してしまいますね。