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宮前ユキの死因と歌手として評価。「愛を知りし時」「GIVE UP」の誕生秘話は?


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出典:[amazon]YUKI -愛を知りし時-(MEG-CD)

カントリー歌手宮前ユキさんを色々な角度から掘り下げていきます。

プロフィール

  • 芸名 宮前ユキ
  • 生年月日 1947年
  • カテゴリー 歌手
  • 活動期間 1974年~2014年6月23日

死因と歌手として評価。「愛を知りし時」「GIVE UP」の誕生秘話は?

死因に関しては公表されていません。近年は近親者のみでの密葬を行った後に発表するのが主流となりつつあるので、亡くなった事のみが報告されています。寄って死因については不明です。

続いては、歌手としての評価について書いていきます。調べてみましたが具体的にどの様な事をした等の記事はありませんでしたが、しかしながら日本においてハワイアンという音楽ジャンル浸透に尽力したことは間違いありません。

その証としては1987年頃ラジオ日本にて、『レディー・ユキ・メレアイランド』という番組を担当され、認知度が低かったハワイアンの地位を引き上げたと言う事は言うまでもありません。

また、カントリー歌手という事から同じくラジオ日本にて、カントリーやウエスタン楽曲紹介番組「ミッドナイト・カウボーイ」のパーソナリティーも勤めていました。ラジオを通じてではありますが、音楽の啓蒙活動をしてくれた事はよく解りますね。

現在のラジオ日本は演歌歌謡曲寄りの歌番組が多いのですが、この当時は色々な番組を放送してくれていたことも有名で作詞家の湯川れい子さんが洋楽を紹介する番組、全米トップ40が放送されるなど攻めた放送局でした。

かなり様相を変えてしまい、現在はジャンルに特化したラジオプログラムはとても少なくなりましたし、インターネットラジオの方にマニアックな番組は移行しつつあります。今後もっとそれは進むと思います。


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さて、ここからは宮前ユキさんの楽曲「愛を知りし時」「GIVE UP」について書いて行きます。「愛を知りし時」は1975年にリリースされたファーストアルバムのタイトルチューンでもあり、アルバム8曲目に収録されています。

Dobie Grayというアーティストの楽曲でカバー曲です。若干原曲とのアレンジが異なっており、気づきにくいのですがI Never Had It So Goodというタイトルで検索するとこれが出てきました。

洋楽に日本語詩を付けると若干遇わない部分もあるので、期待外れという部分もありますが、宮前ユキさんの物にしっかりとなっていると考えて良いと感じました。続いては「GIVE UP」この曲は時代劇ドラマはぐれ雲のテーマソングで、作詞は阿久悠、作曲は大野克夫、編曲は船山基紀。

ドラマの主題歌でしたが、今聞いてみるとかなりノリが良い楽曲であり、今聞いてもあまり古さを感じることはない楽曲と言えます。はぐれ雲自体が元々武士だったのに今で言う旅館の社長になったという話で、当時のドラマの評判を見ると時代考証もかなり適当で面白テイストを相当盛り込んでいるため、まあこの曲とドラマの内容はある意味あっていたと言えますね。

はぐれ雲自体は、渡哲也版とビートたけし版、山城新伍が声を勤めたアニメ版の3Typeが存在し、見たバージョンによって年代が解ってしまう側面が大きいと言えます。宮前ユキさんという歌手はカントリー歌手というところにカテゴリーされますが歌を聞く限りではどんなジャンルも歌いこなせそうな歌手というイメージを持ちました。

まとめ

今回宮前ユキさんを掘り下げてきましたが、カントリー歌手という触れ込みでしたが、ジャンルに囚われることもなく幅の広い歌手活動をしてきた人では無いかと思いました。

カントリーやハワイアンについては、日本にこの音楽ジャンルを紹介するときに偏った物を紹介したために、ジャンルとして定着することは難しくなり挙げ句の果てにヒットソングなどは出ることはありませんでした。

しかしながら、ハワイアンの日本人のイメージはダンサーがゆったりと腰を振りながら踊るあのメロウな感じだと思われていますが、ハワイアンにも速いテンポの物や激しい物もあるようです。

カントリーについても、3フィンガーピッキングのテンポの速い物が有名ですが、実はバラード系もあります。もう少し音楽を吸収する間口が広かったら日本の音楽は昔からもっと面白かったのにと感じます。

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