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松坂慶子の歌手としての活動と評価。「愛の水中花」  「夜明けのタンゴ」の誕生秘話は?


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出典:[amazon]ゴールデン☆ベスト~やさしさの季節

女優としての活動の方が有名な松坂慶子さんを色々な角度から掘り下げていきます。

プロフィール

  • 芸名 松坂慶子 (本名 高内慶子 )
  • 生年月日 1952年7月20日
  • 出身地 東京都 大田区
  • カテゴリー 女優、歌手
  • 活動開始 1967年
  • 所属事務所 モマオフィス

歌手としての活動と評価。「愛の水中花」  「夜明けのタンゴ」の誕生秘話は?

具体的な歌手としてのレビュー記事などはありませんが、作品のリリース数から鑑みても歌手としての業界内の評価はとても高いのでは無いかと考えてしまいます。シングル九枚、アルバム二枚、コラボレーションシングル六枚、ライブアルバム二枚、ベストアルバム四枚、映像作品二作をリリースしています。リリース作品は多数あり、所属レコード会社もポリドールレコード、日本コロムビア、ソニーレコード、徳間ジャパン、キングレコードなど沢山のレコード会社を跨いで作品をリリースしています。

また、ライブなども開催したことがあるので歌手としても大きな舞台を踏んでいるので今後もチャンスがあればリリースの可能性を秘めています。歌手デビューは1976年『おとずれ』で歌手デビューを果たしました。

『暖流』と言う小説を原作にしたドラマで松坂景子さんが主題歌を歌唱したのが皮切りでした。ドラマはどの程度の視聴率を稼いだのかなどのデータも無く、主題歌のセールスデータもありません。

その後にリリースした楽曲が「愛の水中花」  です。自身が主演したドラマ主題歌でもあり主演を務め、バニーガールの衣装を着用し音楽番組に出演したのでその衣装が当時としてはとてもセクシーであり、世間に対してインパクトを与えることに成功しました。

作詞は、五木寛之、作曲は小松原まさとしのコンビで制作され、松坂慶子さんのリリースした作品の中で最大のヒット曲となりました。因みに、五木寛之さんがドラマの原作である小説水中花を書いており、ドラマの視聴率も放送回一二回すべてが10%を超えているのでこのドラマがどれ位の視聴者に見られたかが容易に想像できると思います。


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ドラマも終了してかなりの年月が経過していますが、CMソングに起用。京都府警が詐欺防止の啓発ソングとしてこの曲を替え歌にしてYouTubeに動画をアップロードするなど世間に浸透しているヒット曲とも言えます。

「夜明けのタンゴ」も、同名のドラマ主題歌であり松坂慶子さん主演の作品でした。この曲も「愛の水中花」と同じコンビで作られ、原作小説も五木寛之さんが書いたものです。ドラマ主題歌としてどの程度売れたのか?やドラマの視聴率などは不明でした。

まとめ

今回は歌手としての松坂慶子さんを取り上げてきましたが、歌手として本格的にブレイクしたわけではなく、女優として活動して行く上で延長線上に歌手活動があったわけです。そのため歌単体で歌ったケースはあまり多くありません。

しかしながら歌を聞く限り下手ではありませんし、勿論歌うチャンスがあればドンドン歌うべきだと感じてしまいます。最近では若手の女優さんでも歌を歌う女優なんてことで特集されることもある訳ですが、昔の女優さんは演技だけではなく歌の技術も求められていました。

歌も演技も主人公を演じると言う事はイコールなので、女優として優れている人は歌手にもなる事が出来るはずです。しかし、歌が全く上手くないと言うケースもありますので、そう言ったケースは演技のみで主題歌は別の人がやるというケースもあります。

現代では完全に分業化が進んでおり、ドラマや映画でも歌手は主題歌のみ俳優は演技のみと言う形が殆どです。どちらもセールス的に上手くいくように仕向けると言う事になります。

しかし、昭和の時代は主演を張ると主題歌もやることが暗黙のルールみたいなことになっていました。今の時代はそんなにオールマイティーに色々と出来るマルチな才能がある人は多くありません。

まあ、現代で言うと星野源さんぐらいでしょうか?どちらも熟すことが出来るという人はそれ位、どちらにもレベルの高い物が求められるから、両方出来る人が居なくなった可能性がありますね。

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